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家庭菜園で育てられる野菜には、難易度がある
家庭菜園で育てられる植物は、たくさん種類があります。中には、スーパーで売られている野菜の種や根っこの部分を用いて、家庭菜園をする人もいますよ。
家庭菜園で育てられる植物には、難易度があります。なんでも一律で簡単に育てられるわけではないので、その部分は注意しましょう。
『育てるのが難しい野菜』5選
家庭菜園で育てるのが難しい植物は、以下のものがあります。家庭菜園初心者の人は、ぜひチェックしてみてください。
1.イチゴ
イチゴの栽培が難しいポイントは、以下の通りです。
- 冬を越さなければならない
- 人工授粉を怠ると、思うように実がならないかも
- 害虫と鳥の被害に遭いやすい
イチゴは甘くておいしいのを、虫や鳥も心得ています。あとちょっとのところまで育っていたとしても、虫や鳥に食べられてしまうことも多々あるので難易度は高いです。越冬しなければならないので、早めの対策と正しい冬の越し方も知っておく必要があります。
2.スイカ
夏をほうふつとさせる、スイカ。自宅で育てるのは少し難しいといえます。
- 人工授粉させなければ、実がなりにくい
- 水が多いと育ちにくい
- 地植えした場合、実がなったら地面につく面積を転がして変更させないと腐敗し始める
- 摘芯し損ねると、栄養が分散して美味しいスイカが育たないかもしれない
スイカは、育てるのが難しいことでも有名です。プランター栽培をするのであれば、小玉スイカを育てるのがおすすめ!
3.トウモロコシ
トウモロコシの栽培も、コツが必要になります。
- 丈夫に育てるための、しっかりとした面積が必要
- たっぷりと日差しが当たる環境の確保
- 人工授粉後の追肥と、水切れしないよう管理しなければならない
- 害虫・害鳥だけでなく、害獣対策も必須
トウモロコシは縦にどんどん伸びていく植物なので、小さなプランターで育てることができません。日当たりも重要になるので、生活している場所によってはトウモロコシの栽培が非常に難しい可能性があります。
4.アスパラガス
アスパラガスを育てるのには、根気が必要です。
- 数年間収穫できないまま育てなければならない
- 涼しい場所を好むので、地植えしてそのまま育てるのが難しい可能性がある
- 土の栄養状態を、一定に保たなければならない
アスパラは多年草で、一度収穫できるまで成長すると10年くらいは同じ株で収穫できます。そのためには、収穫できない2年ほどの期間大切にアスパラを育てる必要があるのです。温度管理必須の野菜なので、鉢植えで管理するのがよいかもしれません。
まとめ
家庭菜園とひと口に言っても、育てる難易度にはかなり差があります。食べたい野菜を選ぶことも大事ですが、家庭菜園の知識や経験に応じた野菜を育てることも重要です。