東京23区「住みたくない街」ランキングワースト５！その理由とは？

東京23区の各地域は、その雰囲気や特性が大きく異なる

東京都内は、豊富な商業施設やインフラ、オフィスビルが集まる地域として知られています。人々の行き交いも多く、活気ある街が多数存在します。しかし、地域によっては自然に恵まれた静かな雰囲気の場所もあります。

東京23区を全体的に見渡すと、地域ごとに独自の特徴や雰囲気を持ち、それぞれに長所と短所があります。このように多様性に富む23区では、住民から見て「住みたくない」と感じる街もいくつか存在します。

【23区】東京で住みたくない街ランキングワースト5

東京に住んだ経験のある人や現住人が、「できれば住みたくない」と思う街はどこでしょうか。ここでは、住みたくないと思われがちな街をランキング形式でご紹介し、その理由を解説していきます。

第5位　町屋

町屋は昔ながらの趣を感じさせる街で、商店街があり交通の便も良いため、住みやすいと評価されがちです。しかし、最近の日本全国での災害の多発を考慮すると、古い家屋が密集している町屋は「災害発生時のリスクが高い」と懸念されています。

治安の面では問題ないものの、地震や火災の際の危険性が高いため、「状況が改善されるまで住みたくない」という人が増えているのが現状です。

第4位　新小岩

新小岩は下町の雰囲気が残る、懐かしさを感じる街です。しかし、最近になって様々な問題が重なり、住みたい街ランキングのワースト5に上がってきました。

主な理由は、治安の問題と災害のリスクです。特に、荒川などの大河川に隣接しており、雨が多い時は洪水の恐れがあります。ハザードマップでは、連日の大雨で広範囲に浸水する可能性が指摘されています。さらに、近年は葛飾区内でも犯罪率が高くなっており、治安の面での不安から「住みたくない」と感じる人が増えているようです。

第3位　蒲田

蒲田は、「なるべく避けたい」「住みたいと思わない」と考えられがちな街です。以前から「街全体が汚い」というイメージがあり、その印象が今も強く残っています。

商業施設が多く、生活の利便性は高いものの、大田区の中で犯罪発生率が特に高い地域としても知られています。犯罪が集中しているのは、蒲田1～5丁目で、特に東口エリアは注意が必要です。

さらに、蒲田には外国人の半グレ集団の存在があり、彼らが経営する飲食店周辺での暴力事件などのトラブルが報告されているため、この地を住みたくないと考える人が多いです。

第2位　竹ノ塚

竹ノ塚は、以前から「住みたくない街」として知られています。過去に住んでいた人や訪れた人からも「治安が悪い」との声があります。

足立区内で犯罪率が高く、特に暴走行為や暴力団による発砲事件、暴力事件、盗難被害など、さまざまな犯罪が頻繁に発生しています。物件価格が比較的安いにもかかわらず、これらの犯罪発生の多さから、東京で住む人や過去に住んでいた人たちに「住みたくない」と言われがちです。

第1位　池袋

華やかで活気があるイメージが強い池袋ですが、外国人の多さや違法なキャッチ行為が頻繁に見られることから、「住みたいとは思わない」という意見が多く見られます。

かつて2014年から2015年にかけては「住みたい街」ランキングで上位に挙げられていましたが、風俗店や歓楽街が集中していることが原因で、ドラッグ取引や暴力事件が増え、評価が急落しました。また、池袋は古くから犯罪の多い地域として知られ、歴史的に処刑場や拘置所が存在したこともあり、「何となく雰囲気が怖い」と感じる人もいます。

住居選びでは治安や災害対策を重視して

今回紹介したワーストランキングは、現在の治安や災害対策、東京に住んでみた人たちの意見をもとにしています。治安の改善や災害対策の強化が進めば、住みやすさや安全性が大きく変わることも考えられます。都内23区で新しい住まいを探す際には、最新の治安情報や災害対策の状況をよく調べて、安心して暮らせる場所を選びましょう。