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食材によって賞味期限は違う…備蓄用に長持ちする食品も!
賞味期限は食材によって大きく差があります。災害時のために非常食を準備しておきたいけれど、いざ商品を手に取ってみると、1つの量が少なくて高価なものが多いですよね。
防災用に備蓄しておくことは重要です。しかし、日々の生活もあるため、備蓄用の食品に大量の費用をかけるわけにはいきません。
今回は、そんなお悩みにも対応できる、賞味期限が長い普段使いできる食材や食品をご紹介します。
非常食にも最適!『賞味期限が長い食材・食べ物』6選
非常食にも最適な賞味期限が長い食材や食品は、下記で紹介しています。
1.乾麺
乾麺は、普段使い出来て常備しているというご家庭も多いのではないでしょうか。調理方法が「お湯で茹でるだけ」簡単な上、賞味期限が長い優秀食品です。また、災害用に備蓄しておくことで、いざという時にも沸騰させたお湯だけで調理可能です。
それぞれの賞味期限は以下の通りです。
- パスタ…約3年
- そうめん…約1~2年
- うどん・そば…約1年
インスタント麺やカップ麺も非常食に向いていますが、意外にも年単位での保存は不向きな商品が多いです。また、一般的なお米は、賞味期限が数ヶ月程度なので長期保存には向きません。
2.缶詰
保存食といえば、缶詰を思い浮かべる方が多いでしょう。缶詰の賞味期限は、約3年、長いもので5年以上と日付が記載されている商品もあります。
缶詰は高温多湿の場所で保存していなければ、賞味期限を過ぎていても品質に影響を及ぼしにくく、美味しく食べられることが多いところも嬉しいポイントです。
3.インスタント食品
インスタント食品は、年単位で保存できるものが多く、日常的な時短料理として使うご家庭も増えています。
非常食用として売られているものではなくても基本的には長期保存可能なので、保存場所に注意すれば災害時に有効活用することが可能です。
4.レトルト食品
レトルト食品も、年単位で保存できるものが数多く販売されています。近年は、具だくさんスープやレトルトごはんなど、さまざまな種類の商品が展開されているのも特徴的です。
レトルト食品の中には、5年以上保存が可能な食品も販売されています。賞味期限をチェックした上で、すぐに使用しないのであれば、できるだけ長く保存できるものを選ぶのも良いでしょう。
5.お菓子類
お菓子類は、生菓子でなければ長期保存できるものが多いです。賞味期限もかなり長めに設定されているので、お菓子を購入するときはチェックしてみてください。
災害などの緊急事態は、ある日突然やってきます。備蓄として常に少し多めにお菓子を家に蓄えておくという手段も防災準備には有効です。
6.常温保存可能な乳製品
常温保存可能な乳製品は、以下のものが挙げられます。
- 豆乳…約半年ほど
- 常温保存可能な牛乳…約3か月
- 常温保存可能なヨーグルト…約4か月
他の食材のように半年以上、あるいは年単位で保存可能な食品ではありませんが、普段冷蔵保存しているものよりも賞味期限が長いのが特徴です。
賞味期限が短すぎる!非常食に不向きな食材は?
保存食にするには賞味期限が短すぎる食材には、以下のものが挙げられます。
- もやし
- レタスやキャベツ
- ほうれん草
- 小松菜
葉物野菜や水分が多いもの、冷蔵保存必須のものは、保存食には向いていません。賞味期限も短めなので、購入したらできるだけ早く消費しましょう。これらの食品は、冷凍保存した場合でも保存食には不向きです。
まとめ
賞味期限が長い食材は、保存食として使うことができる優れものです。特別な災害用備蓄も準備しておくに越したことはありませんが、普段使いできる賞味期限が長い食材も常備しておくと安心ですし、家計にも優しいでしょう。