目次
腐っている食材には、共通する特徴がみられやすい
傷んでいる食材には、食材の種類関係なく共通する特徴があります。どのような特徴があるのか、チェックしてみましょう。食べるべきではない食材の特徴と、食べても大丈夫な状態の見極めポイントも紹介しています。
絶対に食べてはいけない『食材』5選
絶対に食べるべきではない食材の特徴は、以下の通りです。
1.カビが生えている
食材からカビが生えている場合は、すでに食べることができなくなっている可能性が高いです。カビは食材に発生すると食材の奥深くまで根を下ろします。そのため、目に見える部分のカビだけをとっても、カビ全体を除去できるわけではないのです。
2.食材が本体持っている水分量と、異なる状態になっている
食材を手に持ったとき、普段感じるはずの食材の重さや水分量に違和感があるときは、食べないようにしてください。
- 食材から見覚えのない水が出ている
- 食材をもったとき、妙に軽い…購入時より明らかに軽くなっている
- 食材がカリカリに乾燥しきっている…しぼみきっている
食材の水分量が大幅に変化するのは、劣化しているときに見られる変化です。水に浸けるなどしても、劣化した食材を食べるべきではありません。
3.異臭がする
食材から異臭がしているときは、外見などに変化がなくても食べるのは危険です。
- 生臭さを感じる
- 納豆のような臭い
- 硫黄のような臭い
- ツンと鼻を突く、酸味の強い臭い
本来その食材からしてくるはずのない臭いが漂ってきているのは、非常に危険な状態です。調理してニオイをごまかしても、劣化していることに間違いはないので、食べると食あたりを起こしてしまう可能性があります。
4.触感に違和感がある
食材に触れたとき違和感を感じたら、劣化している可能性があります。
- 触っただけで、食材がボロボロに崩れる
- 普段感じることのないぬめりが出ている
- 食材に触れた後、食材と手の間に糸ができる
- 明らかに柔らかすぎる
食材に触れたときに発生するぬめりを洗い流しても、劣化を止めることはできません。柔らかくなった食材も、使用するのは危険です。
5.食べてみたときに違和感がある
食材を口に含んだとき、本能的に「危ない」と感じたものは食べないようにしましょう。
- 舌がピリピリした
- 普段感じない香りの違和感、食感の違いを感じた
人間も本来は動物なので、野生の勘で危険と感じたら食べるのはやめるべきです。
食べられるかどうかを見極めるポイント
食材が劣化している可能性があるとき、食べても大丈夫かどうかを見極めるポイントは、以下のものがあります。
- 賞味期限や消費期限が過ぎていないか
- 外見に変化がないか
- 触ったときに違和感がないか
- 食材が本来持っている硬さに違和感がないか
- 香りや味に変化がないか
劣化したものを食べてしまうと、食中毒を起こす可能性があるので要注意!劣化しているかのを正しく見極め、劣化しているものは破棄し、食べられるものはしっかりと食べて食材のロスを減らしましょう。
まとめ
食材の種類は違っても、劣化したときに見られやすい変化は同じであることが多いです。食材の劣化を見逃さず、適切に対処しましょう。