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『ゴルフ』は社会人として誘われることも多いスポーツ
社会人になると、職場の先輩や上司などからゴルフに誘われる機会も増えるでしょう。しかし、ゴルフと聞くとルールはもちろん、覚えなければいけないマナーも多く、「なんだか面倒そう」と感じる人も多いかもしれません。
ですが、ゴルフを楽しむ上で最低限のマナーは覚えておく必要があります。一度覚えてしまえば自然と配慮できるようになるので、徐々に自然体で楽しむことができるはずですよ。
これはマナー違反!ゴルフにおける『5つのタブー』
では、ゴルフを楽しむ上でどのような行為はマナー違反になるのでしょうか。初心者でも最低限覚えておきたいタブー行為を見ていきましょう。
1.他の人の順番で大きな声を出す
ゴルフは1つ1つのプレーで集中力を必要とします。そのため、他の人の順番で大きな声を出したり、聞こえる声量でお喋りしたりする行為はマナー違反にあたります。
また、集中力を削ぐような物音を立てることも眉を顰められる行為なので、他人のプレー中は基本的に物音を立てないよう静かに行動しましょう。
2.プレイヤーのライン上や視界に入る位置に立つ
次にプレーする人の視界に入る位置に立ってしまうと、その人の集中力を削いでしまうため、マナー違反とされています。
特に、プレイヤー(ボール)とターゲットを結ぶラインの延長線上に立つ行為は、最も集中力を削いだり視界の邪魔になるという理由でタブー視されているので注意しましょう。この際、プレイヤーの後方に立つ行為もマナー違反です。
3.グリーン上の芝を傷めつける行為
ゴルフ場の芝の状態はプレーのコンディションを左右する重要な要素です。そのため、グリーン上の芝を傷めつける行為は絶対に厳禁です。
例えば、芝生の上を走ったり、靴を引き摺るように歩いたり、ゴルフクラブを引きずったりする行為はタブー視されています。芝生を傷つけないよう配慮してください。
4.グリーン上のラインを踏む
グリーン上には、ボールがパットに向かっていく方向を仮定したラインが描かれています。これをパッティングラインと言います。
このパッティングラインを踏んでしまうと、ちょっとした段差や窪みができてしまうため、プレーに大きな支障を出してしまう恐れがあります。
そのため、グリーン上のラインを踏む行為はマナー違反とされ、ゴルフプレイヤーに嫌われる行為なので注意しましょう。
5.カジュアルすぎる服装
ゴルフは紳士のスポーツと言われています。そのため、カジュアルすぎる服装(ジーパンや短パン、ラフな格好)はNGです。
一般的に、襟付きのシャツやポロシャツにロングパンツといった服装を着用する人が多いです。不安な人は、ゴルフショップの店員さんや一緒に行く人たちに、どのような服装が適しているか尋ねてみると良いでしょう。
ゴルフを正しく楽しむために覚えておきたいこと
ゴルフにおいてタブー視される行為を見てきましたが、改めて初心者がゴルフを楽しむために最低限覚えておきたいことを確認していきましょう。
- 基本の服装は襟付きのシャツにロングパンツ
- 他人のプレー中は「音」を立てないよう注意する
- プライヤーの視界に入らないよう注意する
- ひとつ前の組にボールを打ち込まないように注意する
- グリーン上では走らない
- パッティングラインは踏まずに跨ぐなど配慮する
他にもゴルフにはさまざまなマナーがありますが、まずは一緒に同伴する人たちから少しずつ細かいマナーやルールを教えてもらうと良いでしょう。
何回かゴルフを楽しむうちに、自然とマナーやルールが体に馴染んでくるはずです。
ゴルフは基本的なマナーを守り正しく楽しもう
いかがでしたか。ゴルフはマナーやルールが複雑な点も多いため、初めは面倒だと感じる人もいるかもしれません。しかし、一度覚えて仕舞えば楽しくプレーする事ができるので、少しずつマナーやルールを覚えていきましょう。