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タイツとストッキング、なにが違うの?
ストッキングとタイツは、外見が非常によく似ています。そのため、具体的にどのような部分が異なっているのかを把握しておく必要があります。どのような違いがあるのかを知り、適切な場面を見極めて使用しましょう。
『タイツ』と『ストッキング』の違い
タイツとストッキングの違いが、以下の通りです。
タイツとは
タイツとは、ストッキングよりも生地が厚い印象を持っている人が多いと思います。それは正しい認識で、生地の厚さを表すデニールに注目すると、25デニール以上の生地の厚みがあるものをタイツと呼んでいます。
タイツのデニールには、以下のような種類があるのでぜひチェックしておきましょう。
- 30デニール…ストッキングの光沢を感じつつ、温かさもある
- 40デニール…少し透けている感じがあり、美脚効果あり
- 60デニール…わずかな透け感があり、安定した色の濃さが特徴
- 80デニール…一般的なタイツと呼ばれる厚みで、幅広い年齢層の人が着用可能
- 110デニール以上…防寒対策と保温効果に優れているので、寒さが厳しいときにおすすめ
タイツとひとことに言っても、さまざまな厚みがあります。その日の気温なども加味し、上手にタイツを使い分けましょう。
ストッキングとは
ストッキングとは、25デニール以下の生地が薄い状態のものを指します。透け感があり、足をきれいに見せる効果にも大きく期待できますよ。その反面、防寒や保温効果は低めです。真冬の場合は、外出先や用途に合わせてストッキングとタイツを使い分けましょう。
『タイツ』と『ストッキング』、それぞれを選ぶべきシーン
タイツとストッキングを使う場面の違いは、以下の通りです。
- タイツ…主に寒い時期に着用し、防寒対策を行うときに用いる
- ストッキング…オールシーズン着用可能で、どのような場面でも使用可能
ストッキングは美脚効果が得られるので、ファッションの一部として取り入れる人が多いです。足を美しく見せるだけでなく、暑さを軽減させる機能が備わっているものも販売されていますよ。柄やラメが入っているものなども販売されているので、洋服のテイストに合わせたものが選べます。
ストッキングが活躍するのは、主に冬です。寒さ厳しくなる季節に使用できるので、スカートを着用する習慣がある人は非常に重宝します。厚さのバリエーションも豊富なので、気温に合わせたものを選びましょう。
冠婚葬祭に参加するときは、季節に応じたものを選んでもマナー違反には当たりません。必ずしもストッキングを着用しなければならないわけではないのです。
まとめ
タイツとストッキングの違いを知るときは、厚みに注目してみましょう。ファッション面ではストッキング、防寒面ではタイツを着用すると覚えておくと、購入時迷いにくくなりますよ。