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気持ちが落ち込む…そんなときは、言葉に注意!
気持ちが落ち込むことは、誰にでもあります。どんな人でも落ち込む可能性があるからこそ、気持ちが落ち込んでいるときに行ってはいけない言葉が存在しているのです。どのような言葉を言うべきではないのかを把握し、さらに気持ちが暗くなってしまわないよう注意しましょう。
気持ちが沈んでいるときに言うべきではない『NGワード』4選
気持ちが落ち込んでいるときに言ってはいけない言葉は、以下のものがあります。
1.励ます言葉
励ます言葉を無理に落ち込んでいる人に浴びせてしまうと、相手は「今よりも頑張らなければならない」とも思い込んでしまうかもしれません。
- まだ頑張れる…まだ頑張れと言われている気がしてしまう
- もっとできる…もっとやらなければいけないと思う
- 大丈夫だから頑張れ…これ以上できないのにと思いつつ、無理をする
- それくらいでへこたれないで…ほかの人と自分を比較して落ち込む原因につながる
励ましの言葉は、ときとして相手を傷つけてしまいます。よかれを思っているかもしれませんが、相手によって受け取り方が異なるので、励まし続けるのはよくありません。
2.相手を決めつける言葉
相手の状態をよく見ていない状態で、相手のことを決めつけてしまうようなことを言うのはよくありません。
- 「元気がないね」など、見てすぐわかる表情の情報で話しかける
- 「体調不良なの?」など、元気がない原因を最初から決めつけるような質問をする
- 「そんなんだからずっと調子が悪いんだよ」など、相手が不調であることを責めるようなことを言ってしまうなど
相手を見て体調や調子を決めつけてしまうことを言うと、相手は「そうなのかもしれない」と思い込んでしまいやすいです。相手の心が弱っているときは、特に注意しべき言葉といえます。
3.相手の心理状態を否定するような言葉
相手の気持ちを否定するようなことを言うのは、絶対にやめましょう。
- 相手の不安な出来事に対して…「たいしたことない」「そんな小さいことで悩むな」
- 相手の悲しい気持ちに対して…「気にしすぎ」「切り替えて」「誰にでもある」
- 相手の感じている不満に対して…「みんな我慢してる」「努力が足りない」
自分にとって取るに足らないと思えることでも、相手にとっては大きなストレスになっていることが多いです。
4.自分を否定する言葉
自分自身を否定し続ける言葉を自分自身にかけてしまうと、自信を無くすきっかけにつながります。
- なにをやってもダメ
- 自分は価値のない人間
- 誰からも好かれない
- 役立たずなど
ミスやショックな出来事があったとしても、自分をひどく責めてしまうのはよくありません。
前向きになるためのコツ
前向きになるためのコツは、以下の通りになります。
- 周囲の人になにか話すときは、共感やアドバイスがいらないことを伝えて不安や不満を聞いてもらう
- ミスから学び、次どうするかを考える
- 自分の好きなものに触れ、心を癒す
- 好きな本を読む
- 恩師や先輩など、信頼している人に話を聞いてもらうなど
前向きになるためには、無理をしてから元気を出すべきではありません。いろいろな人の意見を聞いたり、心を休めることのも重要です。
まとめ
心が沈んでしまうときは、どんな人でもあります。「自分はこうだったから」と自分の意見を押し付けるのではなく、相手の気持ちに寄り添った声掛けをするよう心がけましょう。