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冬に旬を迎える魚、美味しいサインは?
冬旬を迎える魚は、複数あります。どのようなものが新鮮なのか、鮮度が高いものの特徴を知っておきましょう。
- うろこが全部ついている
- 目がみずみずしくて、ちょっとうるんでいるように見える
- 汁が出ていない
- 身がしっかりしており、ふっくらとした厚みがあるなど
ハリツヤがあり、身がギュッと詰まっているものを選びましょう。
冬に食べたい『旬の魚』6選
冬に食べたい旬の魚は、以下のものがあります。
1.タラ
冬といえば、タラを思い浮かべる人は多いのではないでしょう?
- 旬…種類によって異なるものの、大まかに12月~2月
- 低脂肪・低カロリー
- 高たんぱく
タラは調理の幅が広く、老若男女問わず食べられる食材です。赤ちゃんの離乳食としても用いられます。脂肪分が少ないので、体調不良のときに食べやすいのも特徴です。
2.ブリ
ブリは身がしっかりしていて、食べ応え抜群の食材です。
- 旬…12月~2月
- 青魚で、比較的さっぱりとした味わい
- DHAやEPAを含んでいる
ブリは、出世魚としても知られている魚です。地域によって呼び名は異なり、幼魚から成長段階に合わせて名を変え、最終的に「ブリ」という名で落ち着きます。
3.カレイ
カレイは、子持ちのものも販売されており、大きめにカットされたものが多く販売されています。
- 旬…1年中獲れるが、冬の時期は卵を持っているので、さらにおいしい時期
- 多くの種類があるので、年中なにかしらの種類が収穫可能
- タウリンを多く含んでる
カレイは煮つけとして食べることが非常に多い魚です。ほろほろとした身が特徴で、身自体の味もすっきりとしており、幅広い年齢の人が安心して食べられる魚です。
4.アンコウ
アンコウといえば、チョウチンアンコウを思い浮かべる人が多いでしょう。アンコウはどんな場所でも出回る魚ではありませんが、見かけたらぜひ購入してみたい魚の一種です。
- 旬…12月~2月
- 肝が肥大化している時期が旬で、ビタミンAやビタミンEが豊富
- 吊るし切りが一般的
アンコウといえば、独特のぬめりが特徴。一般的な方法での三枚おろしはできない魚なので、切り身などを購入するのがおすすめです。
5.マグロ
魚といえば、王道のマグロ!刺身の王様で、ほかの調理方法も豊富な魚です。
- 旬…12月~1月くらい(回遊魚のため、時期が左右することがある)
- 部位によって、販売価格と食感などが大きく異なる
マグロは冷凍したものもあるので、1年中購入できます。しかし、旬物の生のマグロが格別です。水っぽさなどもなく、肉厚で濃厚な味わいが楽しめます。
6.カワハギ
カワハギの旬は、一年に二度旬を迎える魚です。
- 旬…卵を持っている6月~8月・肝が大きくなる11月~2月
- オールシーズン変わらぬ味が楽しめる
カワハギは、卵を持っているシーズンか肝が大きくなるシーズンが旬といわれています。とはいっても、シーズン中のカワハギに脂がのるなどの大きな変化はありません。良くも悪くも、安定した味わいが楽しめます。
旬の魚をおいしく食べるコツや調理方法
旬の魚を美味しく食べるためには、以下のことを実践してみましょう。
- 鮮度が高いものを選ぶ
- 素材にあった調理方法を、実践する…白身はムニエルや鍋・赤身は煮つけ・鮮度が高いものは刺身など
せっかく旬物の魚を購入しても、鮮度がよくないと味が落ちている可能性が高いです。そのため、購入時には鮮度抜群のものを入手しましょう。食材にあった方法で調理を行い、美味しい魚料理に舌鼓を打ってくださいね。
まとめ
冬に旬を迎える魚は、いろいろな種類があります。冷凍ではない旬物を食し、普段とは違った豊かな味わいを楽しみましょう。