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本には正しい捨て方がある
本は紙類だから、可燃ごみとして処理してもよいと思っている人は要注意!本は可燃ごみとして捨てよいものではありません。やってはいけない本の捨て方を把握し、正しい本の捨て方を身につけましょう。
やってはいけない『本の捨て方』5選
やってはいけない本の捨て方は、以下のものがります。ついやってしまいがちな本の捨て方も含まれているので、要チェックです。
1.可燃ごみとして処理する
本は、すべて紙でできています。そのため、可燃ごみとして処理しようと考えるかもしれませんが、それはNGな破棄の仕方です。
- 本は資源ごみとして処理されるため、ゴミ袋の中に紛れ込ませて発見されたらゴミ袋を回収してもらえない
- 回収された本は資源として再利用できるため、可燃ごみ処理不可となっている
可燃ごみではなく資源ごみとして処分することが大半ですが、出し方は自治体によって若干ルールが異なっています。
2.本の間に資源回収不可のものを挟んで出す
本の間に付録のCDなどを挟んだまま資源ごみとして出してしまうと、資源ごみとして回収してもらえません。そのため、いつまでも本を回収してもらえないまま取り残されてしまいます。本を出す前に、不燃ごみが挟まっていないか必ず確認しましょう。
3.本を破って捨てる
本の形をしていなければ、可燃物として処理できると思い、本を切り刻む人もいるでしょう。切った本を可燃ごみに入れて処理できる可能性はありますが、これでは本がかわいそうです。使わなくなったものはなにをしてもよいわけではなく、正しい方法で処分すべきです。
4.ビニールひもなど、回収不可なもので本を縛る
本を資源回収に出すとき、指定されたもので縛る必要があります。自治体などで定められているもの以外で本を縛ってしまうと、回収不可になってしまうので注意しましょう。
5.個人情報が記載されているものを、そのまま破棄する
個人情報が記載されている本とは、以下のものがあります。
- 使い終わったノート
- 教科書などの教本類
- 日記類など
個人情報とは、住所などに限らず名前の記載などにも注意すべきです。名前だけでもかなりの情報が収集できるので、犯罪に巻き込まれてしまう恐れがあります。
本の正しい処分方法
正しい本の処分方法は、以下の通りです。
- 指定された方法で本を束ねて縛り、資源ごみとして処理する
- 保存状態がよいものは、フリマアプリで売る
- 図書館などに寄付する
本の処分方法には、いくつかの種類があります。自分の手元にある本の状態などを加味し、どのような方法で本を手放すかを見極めましょう。
まとめ
本を手放すときは、やってはいけない処分方法を実行しないよう注意しましょう。本の正しい手放し方を把握し、状態にあった方法で本を処分してくださいね。