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スタッドレスタイヤ、年中つけっぱなしはよくないかも
スタッドレスタイヤは、タイヤにチェーンを巻くわけではないので、雪道はもちろん普通の道路を違和感なく走行できます。だからといって、年中スタッドレスタイヤを装着し続けていると、スタッドレスタイヤはすぐにダメになってしまう可能性があるので注意しましょう。
スタッドレスタイヤの適切な交換時期と長持ちさせるための方法をチェックし、長くスタッドレスタイヤを使用しましょう。
スタッドレスタイヤの適切な交換時期
スタッドレスタイヤの適切な交換時期は、以下の通りです。
初雪が降る時期の1か月前に装着する
スタッドレスタイヤを装着する時期は、初雪が降る1か月前が理想です。路面凍結でも車はスリップする恐れがあるので、雪だけでなく凍結にも注意しなければなりません。
- 初雪の目安…11月初旬~12月いっぱい
- 初霜の目安…10月中旬~12月中旬
全国的にみるとかなり差がありますが、早めに準備しておくに越したことはありません。特に、毎年路面凍結する地域に住んでいる場合は、早めに準備を進めておきましょう。
雪がとけてなくなる3~4月に外す
装着したスタッドレスタイヤは、年中つけっぱなしにしておくわけにはいきません。劣化を速めてしまいます。大切に使用するためにも、時期を見て取り外しましょう。
- 時期…住んでいる地域によって左右されるものの、3~4月が最も多い
- 気温…最低気温が7度以上が目安
スタッドレスタイヤを外す場合、雪解けはもちろん朝夕の冷え込む時間に再度凍結しないかが重要になります。凍結の心配がなくなってから、スタッドレスタイヤを外しましょう。
スタッドレスタイヤそのものの交換の目安
スタッドレスタイヤそのものの交換は、適切に使用して3~4年ほどであることが多いです。
- タイヤがひび割れている
- 溝がすり減っている
一般的なタイヤと似ている点が、交換目安となります。スタッドレスタイヤは高いからといって、交換サインが出ているものをいつまでも使用するわけにはいきません。スリップなどの事故を招く原因に直結します。
スタッドレスタイヤを長持ちさせる乗り方
スタッドレスタイヤを長持ちさせる車の乗り方は、以下の通りです。
- 平常時と変わらない、凍結や雪道ではない道はできるだけ走らない…素材として適していない
- 汚れを落として保管する
- 直射日光と雨風が当たらない場所で保管する
- 急発進、急ハンドルなどの荒い運転は避ける
- 適切な空気圧か確認して走行する
スタッドレスタイヤを長持ちさせるためには、適切な場所を安全に配慮した運転で走行することが重要です。
まとめ
スタッドレスタイヤは、路面凍結や雪が積もる地域では手放せないものです。正しい時期に装着と離脱をして、より長い期間スタッドレスタイヤを使用できるよう心がけましょう。