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愛情は人格の形成に必須
子どもの成長に、親からの愛情は欠かせません。たくさんの異常を受けて育った人とそうでない人では、人格の形成はもちろん、考え方や行動にも大きな違いが出てきます。愛情を受けて育った人とそうでない人の特徴とは、どのようなものがあるのでしょうか?
『愛情を受けて育った人』の特徴5選!
愛情を受けて育った人に見られやすい特徴は、以下の通りです。
1.自己肯定感が高い
愛情をたくさん受けて育った人は、自己肯定感が高くて自信を持っています。
- 肯定的な意見で行動や言動を受け止めてくれる環境で育った
- 自分の行動に持つことができる
- 自分自身を正しく評価できる
自己肯定感の高さは、愛情を受けて育った人に見られる最大の特徴です。自分の存在を正しく認識し、実力に見合った行動を取ることができます。
2.基本的にポジティブ
愛情をたくさん受けて育った人は、基本的にポジティブであることが多いです。
- 初めてのことにも、積極的に挑戦する
- 失敗してもくじけず、次の成功につなげようとする
- 素直で明るい性格
- 前向きな考え方や意見が、自然と発生する
頭ごなしに否定されることが少なかった人は、自分の行動に自信を持っています。失敗しても立ち直る力を持っており、失敗を過度に恐れず行動します。
3.判断が早い
自分の好きなものがしっかりと確立し、選ぶ権利に臆さないのも、愛情を受けた人に見られやすい特徴です。
- 自分のことは自分で判断して行動する
- 自分で判断する機会を多く設けられ考える力を養っていたため、決断する能力が高い
- 判断の結果失敗であったとしても、自分自身で納得できる…人のせいにしない
判断が早いということは、考える機会が多く、選択した事柄を肯定してもらえることが多かったことを示しています。
4.周囲の人との人間関係を、良好な状態で構築する能力がある
愛情を受けて育った人は、自分のことだけでなく周囲の人のこともよく観察しています。そのため、周囲の人と良好な人間関係を構築できることが多いです。
- 相手の意見を聞き、尊重できる
- 思いやりのある行動がとれる
- 相手に譲る心を持っている
- 相手が嫌がることは、基本的にしない
譲り合い、思いやりのある行動を取ることができるということは、親とのやり取りでそういったことをしっかりと学んできたことを示します。
5.自分の意見を持っている
愛情を受けて育った人は、自分の意見をしっかりと持っています。これは、親から発言を過度に否定されたり、意見を全否定されて育っていない証拠です。恥ずかしがらず、堂々と自分の意見を言えるのは、人生において非常に心強い強みになります。
愛情不足の人の共通点
愛情不足の人に見られやすい特徴は、以下の通りです。
- 自分の意見を口に出せない
- 人の顔色ばかり窺う
- 人やものに依存しやすい
- 押しに弱く、断れない
- 恋人に求める条件が厳しすぎる
- 被害妄想が激しい
愛情不足のまま育った人は、自分に自信が持てません。その結果、相手からの意見を鵜呑みにしてしまいやすい傾向があります。自分の意見を持たないため誰かの意見に乗っかりやすく、引っ張ってくれる人に依存しやすいのも特徴です。
まとめ
愛情をたくさん受けて育った人は、自分に自信を持って行動している傾向が強く出ています。愛情不足のまま育った人は他者に対して依存する傾向があるので、自分にはどのような特徴があるのかを客観的にとらえて改善点がないかを振り返ってみましょう。