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絵本は子どもたちにとって、想像力を育む大事なもの。加えて、親子のコミュニケーションを深める手段ともなりえます。しかし、絵本は種類が多く、どれを選んだらよいか迷ってしまう方も多いはず。
今回は、赤ちゃんが喜ぶ絵本の選び方のポイントについて解説します。
絵だけでストーリーを感じられるかどうか
絵本選びの大事なポイントのひとつめは、赤ちゃんが絵だけでストーリーを感じられるかどうか。生まれたばかりで言葉を十分理解できない赤ちゃんにとって、視覚情報である絵は非常に重要な要素です。
明るくて鮮やかな色使い、シンプルで分かりやすい描写、絵だけで伝わる物語の流れは、赤ちゃんの感性を育み心を豊かにしてくれます。色合いに関しては諸説ありますが、ストーリーを楽しめる絵であれば必ずしもカラフルである必要はありません。
まずはパパ・ママが絵本をめくってみて、物語に引き込まれる絵本を探してあげましょう、
絵本を読むのが楽しいかどうか
絵本選びにおいて、当然楽しさも大切です。赤ちゃんは、絵本を読むのが楽しいと思えなければ夢中になってくれません。絵本を選ぶときは、赤ちゃんが楽しめる工夫が施されているかも重視しましょう。
定番なのは様々な工夫が施されている、仕掛け絵本。ページをめくることでイラストが変化したり、飛び出してくるものは子どもも喜びやすいです。
また、親が読むときに演技を加えられるような工夫ができると、さらに良いでしょう。絵本を読むこと自体が楽しいものであれば、赤ちゃんは本を読むことが好きになっていきます。
耐久性も重要
赤ちゃんは、うっかり紙を破いたり、舐めたり、口に入れてしまうことも多々あります。せっかく買ったのに、すぐにダメになってしまったら、親もガッカリすることでしょう。当の本人の赤ちゃんもお気に入りの絵本がダメになったらションボリするはずです。
そのため、赤ちゃんに用意する絵本は耐久性に優れた厚みあるものが好ましいです。近年では、簡単には破れない布絵本なども登場しているので、試してみるのもオススメですよ。
ハマる絵本は1冊だけでもOK
多くの親が「たくさん絵本を買わなければ」と思いがちですが、赤ちゃんにとっては本当にハマる1冊があればそれで十分。何度も何度も繰り返し読むことで、子どもは新しい発見をしますし、絵本に対する愛着も深まります。その一冊を大事に扱うようになり、大きくなってもその絵本を読み続けてくれます。
赤ちゃんが気に入った絵本を見つけたら、パパ・ママも繰り返し読み聞かせてあげましょう。
赤ちゃんが喜ぶ絵本を探してみよう
今回は、赤ちゃんが喜ぶであろう絵本の選び方のポイントを解説しました。大事なのは、赤ちゃんが絵本を楽しんでくれるかどうか。絵本を楽しい!読みたい!と思うことが、赤ちゃんの時期にとっては大切なこと。気に入った絵本が見つかったときは繰り返し読んであげてください。
もし、選んだ絵本が赤ちゃんの興味を引かなかったとしても、その時期や状況によって反応は変わることもあります。しばらく経ったら、また試してみてください。
親子で絵本を楽しむ時間は、赤ちゃんの成長に大きく貢献する大切な時間です。ぜひ今回の記事を参考に、赤ちゃんが喜ぶ絵本を探してみてください。