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布団の洗濯や干す頻度、どれくらいが適切?
布団にはシーツをかけているから、シーツだけ清潔な状態をキープすれば大丈夫!と思っているのは、よくありません。布団は、適切なタイミングで洗って干すべきです。
- 洗う頻度…半年に1回
- 干す頻度…週に1回
使いっぱなしにしていると、たくさんの汗や皮脂を吸収した布団からカビが生えてしまうかも!
布団にカビが生える『NG行為』4選!
布団にカビが生えるNG行為は、以下の通りです。
1.起きてすぐ布団をたたむ
睡眠中、人間は想像以上にたくさんの汗をかきます。冬場であっても汗をかくので、夏場となると寝汗をたっぷりかくこともありますよね。パジャマを着ていて布団にはシーツを敷いていたとしても、人間の汗や皮脂は布団に浸透していきます。
汗を吸った布団を、起きてすぐにたたんでしまうと、布団の中に浸透した汗が蒸発する間がありません。汗の中には細菌が含まれており、長時間布団の中にとどめてしまうとカビが発生する原因につながります。
2.湿気が多い押し入れで、長時間布団を保存している
押し入れは、しっかりと除湿しておかなければ、どんどん湿気が溜まってしまいます。
- ものが多く詰まっているため、湿気が溜まりやすい
- ふすまなどを開けっぱなしにして除湿する機会が少ない
- 衣類や布団など、湿度を含みやすいものを多数収納しているなど
押し入れに布団を収納することは、決して悪いことではありません。しかし、湿気対策をしていない押し入れに、布団を詰め込んでしまうのはNG!
3.布団を干さないまま継続使用し続ける
布団を干す時間がなかなか持てず、休日は布団でゴロゴロ。この気持ちは非常によくわかりますが、布団が湿気を吸い続けてしまう状況を作り出してしまっているので非常に危険です。
布団干しは、前述した通り1週間に1回が目安となっています。守れないこともあるかもしれませんが、定期的に布団を干す習慣を持つよう心がけましょう。そうでないと、シーツをはがしたら布団にカビが発生してしまっているかもしれません。
4.カビが生えている場所の上に布団を敷いて使用する
板張りや畳など、場所を選ばずカビが生えている場所に布団を敷いてしまうのは絶対NG!カビは餌となるものがある場所に、すぐ移っていきます。湿度が高く、皮脂などの餌がある布団は、カビの標的になりやすいものです。
一度布団にカビが発生してしまった場合、買い直さなければならない事態を招くかもしれません。
布団を綺麗に保つコツ
布団をきれいに保つコツは、以下のものがあります。
- 定期的に布団を天日干しする
- 半年に一度は布団を洗う…洗い方を確認し、日陰干した布団乾燥機を使用。業者依頼もOK!
- 汚れが布団まで届いていたら、できるだけ早く汚れを除去する
- 定期的にシーツや枕カバーを洗う
布団だけをきれいに保とうとしても、シーツなどが汚れているとカビは発生してしまいます。カビを招かないためにも、布団だけでなくシーツもしっかりとメンテナンスを行って、きれいな状態をキープしましょう!
まとめ
布団のカビが生える原因は、複数あります。普段の使い方やメンテナンス方法などを見直し、布団をきれいな状態でキープできるよう心がけてくださいね。