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夏の風物詩「そうめん」は暑い日も食べやすく夏バテ防止に
暑い夏になると、ひんやりとした料理を食べたくなりますよね。日本では、昔から夏になるとそうめんを食べるご家庭が多く、今では夏の風物詩になっています。
そうめんの持つツルッとした食感に熱を持たないひんやりとした味わいが、夏バテ気味になっている体に心地よく入ってくれます。
小さなお子様からご高齢の方まで、幅広い世代の方が安心して楽しめる食材だからこそ、夏の定番料理として長く愛され続けてきているのでしょう。
実はやってはいけない『そうめんの食べ方』5選
夏にぴったりなそうめんですが、実はやってはいけない食べ方があることをご存知でしょうか。ここでは様々な角度からやってはいけないそうめんの食べ方を紹介します。美味しさが損なわれてしまったり、夏太りの原因になってしまうので要注意です。
1.茹でた後に冷水で締めずにザルに盛る
そうめんを茹でた後、冷水でさっと水洗いする…という過程は、そうめんをよく茹でるという方ならば誰しもがご存知だと思います。
「手間が面倒だから」と茹でた後に冷水で締めず、熱い状態のままザルに持ってしまうと、そうめんが伸びてしまったり、コシがなくなってしまったりと食感が悪くなってしまいます。
美味しく食べたいのであれば、必ず茹で上がったそうめんをサッと冷水で締めることを忘れずに!
2.そうめんを入れた器に氷水を入れる
そうめんを茹でて冷水で締めた後、大きめの器にそうめんを盛って食卓に並べる方が多いでしょう。そうめんを入れる器に氷水を入れてそうめんを冷やしておく、という光景は、夏の風物詩の1つと感じますよね。
しかし、実はそうめんを入れた器に氷水を入れる行為はNGです!せっかくのそうめんが伸びてしまうだけでなく、そうめんの持つ甘みを損なってしまう原因になります。
今まで当たり前のように氷水や冷水を器に入れていた方も多いと思いますが、長時間そうめんを水に浸けておくことは控えましょう。
3.そうめんの上に氷を乗せる
そうめんの上に氷を乗せて器に盛るという方もいると思いますが、こちらもそうめんを美味しく食べるために控えることを推奨します。
そうめんの上に氷を乗せてしまうと、氷を乗せた部分だけが水分を吸収してしまい、そこだけ食感が損なわれてしまいます。また、冷えすぎると甘みを損ねてしまう原因にもなるので、そうめんの上に氷は乗せず、器にはそうめんだけを盛るようにしましょう。
4.一度に食べすぎてしまう
そうめんは細くツルッとした食感から、「なんとなくカロリーが低い食材」「ダイエットに良さそうな食材」という印象を持つ方も多いです。しかし、そうめんは小麦粉で作られているので、他の麺類とカロリーは何ら変わりありません。
食べやすいからと一度に大量に食べてしまうと、かえって夏太りの原因となります。ダイエット中の方は特に食べる量に気をつけましょう。
5.一口で食べきれない量を麺つゆに取る
こちらはマナーの観点から見たNG行為です。そうめんは一口で食べ切れる量を器から麺つゆに取り、一口で食べるのが基本のマナーです。そのため、一口で食べきれない量を麺つゆに取り、大量に麺つゆに入れっぱなしにする…という行為は、マナーの観点的に見栄えが良くありません。
ご家庭で食べる時は深く気にすることもありませんが、店舗などで他の方と食事を楽しむ際は、マナーを意識して楽しみましょう。
美味しく食べるには?正しいそうめんの食べ方を紹介
そうめんを美味しく食べるためには、以下のポイントを押さえて調理したり、器に持ったりしましょう。
- 茹でる際になるべく差し水をしない
- 茹でる時にそうめんと一緒に梅干しを1粒入れる
- 茹でた後は冷水でさっと水洗いする
- 器には冷水を入れずそうめんだけを入れる
- 冷たいそうめんを食べたい時は麺つゆに氷を入れる
- 一度に麺つゆに取る量は一口で食べ切れる分だけ
実は、茹でる時にそうめんと一緒に梅干しを1粒入れることで、梅干しに含まれるクエン酸が作用し、よりコシが生まれます。コシのあるそうめんが食べたい方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
食欲低下しがちな暑い夏は食べやすいそうめんで乗り切ろう
いかがでしたか。食欲が低下しがちな夏には、ツルッと食べやすいそうめんが体に嬉しいですよね!今回紹介したNGな食べ方や美味しくなる食べ方を意識しつつ、そうめんを食べて暑い夏を健康的に乗り切りましょう。