世界で最も治安が悪いとされている街5選 凶悪犯罪が多発している地域や行くべきではない理由

地球儀と拳銃

コロナウイルスによる感染拡大が落ち着いてきた昨今、海外旅行が解禁されたことで旅行先に他国を検討している方も多いでしょう。しかし、旅行先は治安も考慮することを忘れずに…!今回は現在、世界で最も治安が悪いとされている街を紹介します。

海外旅行が解禁!情勢の急変によって治安が心配な街も

海外の海岸

コロナウイルス感染拡大に伴い、しばらくの間、海外旅行を控えるようにと注意喚起されてきました。しかし、コロナウイルスによる猛威も少しずつ落ち着いてきたため、昨年頃から徐々に海外旅行を楽しむ人が増えてきています。

海外旅行は異国ならではの雰囲気や景色、料理など、様々な楽しみ方ができるので、計画を立てる段階からウキウキする人もいるでしょう。

しかし、常に旅行先は現在の情勢や治安状況を確認することが大切です。「行きたい」と思った場所が実は非常に危険な状況に陥っていることもあります。

世界で最も治安が悪いとされている街5選

海外の街並み

2023年現在、世界でどのような場所が危険とされているのでしょうか。ここでは、世界で治安が悪いと言われている街を5つご紹介します。どのような理由で危険と注意喚起されているのかも確認していきましょう。

1.サンペドロスーラ(ホンジュラス)

ホンジュラスのサンペドロスーラは、数年前から世界で最も危険な街ワースト1位に選ばれ続けている国です。他国からも悩みの種として挙がるほど治安が悪く、凶悪な犯罪集団や組織も多く、不ループ間での抗争が起こることもあります。

そのため、その地域に住む人々だけでなく、旅行者も被害に遭うことがあり、他国から来る警戒心の低い観光客が巻き込まれる事件も少なくありません。

死亡者も出るほど危険なので、サンペドロスーラは犯罪組織による殺人や抗争が落ち着くまで、いくことを控えるべきでしょう。

2.アカプルコ(メキシコ)

一昔前はリゾート地として人気が高かった海の綺麗な街、メキシコのアカプルコは、現在、実は非常に危険な街になっていることをご存知でしょうか。

日本の外務省からも注意喚起が促されている街に指定されており、昼でも夜でも麻薬カルテル集団と軍の銃撃戦が繰り広げられているといいます。

実際、ビーチで警察官と殺人犯による銃撃戦が繰り広げられ、殺人犯が逃走中にビーチで遊んでいた人を射殺するといった事件が起きています。状況が落ち着くまでは行くべきではないでしょう。

3.カルカス(ベネズエラ)

物価が安く買い物を楽しめるベネズエラのカルカスですが、現在、渡航中止勧告が出ているほど危険な街です。現時点で世界で最も危険な街の上位にランクインしている状況です。

カルカスは空港があるほど大きな街ではありますが、経済状況が悪いベネズエラの首都ということもあり、強盗やスリが日常茶飯事です。

特に観光客はターゲットになりやすいので、空港に到着した瞬間に強盗被害が発生することも珍しくないといいます。

4.テグシガルパ(ホンジュラス)

テグシガルパは、ホンジュラスの首都として多くの人が暮らしている街でもあります。しかし、活気のある街の中にギャング集団や犯罪組織が蔓延っている状況です。

夜はもちろん、昼間も殺人が発生する確率が非常に高く、地元の警察だけでは手が足りないため、内戦から逃れた元警察官や兵士も手を貸しています。

麻薬売買、誘拐、強盗、窃盗、恐喝、殺人、さらには バスジャックして観光客を惨殺するといった非常に恐ろしい事件まで起きました。

5.ティファナ(メキシコ)

アメリカとメキシコの国境でもあるティファナは、麻薬カルテルが多く、殺人や強盗などの凶悪事件が多発している街です。

メキシコは全体的に犯罪が多く、外務省からも渡航中止勧告が出されていますが、ティファナは特に注意が必要な街として危険レベル2と高水準が提示されています。

昼間は活気に溢れていて陽気な雰囲気が漂うティファナですが、夜になると一気に雰囲気が変わり、非常に危険な街となるのが特徴的です。

海外旅行は治安の良し悪しも行き先の判断基準に入れて

いかがでしたか。以前はリゾート地として栄えていた街が、数年のうちに状況が変わってしまう…という事例も珍しくありません。海外へ旅行する際は、必ず行き先の現状をしっかり把握した上で計画を立てましょう。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る