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退院祝いに贈るものは、慎重に選ぶべし!
退院した親しい人や家族、親族に対して、退院祝いを贈ることは非常によいことです。しかし、祝う気持ちがあれば、なんでも贈ってよいわけではありません。贈るものの内容によっては、相手に対して失礼なものを選んでしまうかも!
相手との関係を良好な状態で保つためには、退院祝いに贈るものの内容をしっかりと考慮しましょう。
退院祝いとして贈ってはいけない『6つのもの』
退院祝いに不向きなものとは、どのようなものがあるのでしょうか?不向きといわれている理由も、解説しています。
1.寝具
寝具類を退院祝いに贈ると、入院の原因になった病気やケガを彷彿とさせるため、失礼に当たります。
- パジャマ
- 枕
- 寝具のカバー類
- 毛布
- 布団など
入院生活を思い出してしまうようなアイテムを贈るのは避け、明るい気持ちでこれからの生活が送れるものを選びましょう。
2.植物が植えられている植木鉢
植物が植えられている鉢植えを贈るのも、退院祝いには不向きです。
- 根を張る=その場に根付くと連想されやす
- 根付く=寝付くと読める
入院生活があなたには合っている、といった意味合いで受け取られてしまう恐れがあります。入院している人がお花が好きなのであれば、切り花を贈りましょう。
3.忌み数を含んでいるもの
贈り物そのものには問題がなくても、忌み数で包装されているものを贈るのはNG。
- 4…死を連想させる
- 9…苦しむという意味を連想させる
入院中のお見舞いも、上記の数字の個数で詰め合わせられているものを贈るのは厳禁です。
4.手元に残るもの
手元に残るものは、退院祝いに贈るのは不向きとされています。
- 退院祝いを見るたび、入院生活を思い出してしまう
- けがや病気が残ることを連想しやすい
相手が好きなものであったとしても、特別頼まれない限りは手元に残るものを贈るべきではありません。
5.金額がわかる券
金額がわかるものを贈ってしまうのは、非常に失礼です。
- 金券
- 商品券
- ギフト券など
入院中はなにかとお金がかかりますが、目に見える額の券を贈られると不快な思いをするものです。金銭的に余裕がないと思われているという印象を持ちやすく、今後の関係にひびが入るきっかけになってしまうかもしれません。
6.高価すぎるもの
見るからに高価すぎるものは、贈られた人の負担になってしまいます。万単位のものは、退院祝いには不向きである可能性が高いです。気持ちよく受け取れる、3000~5000円のものを選んで贈りましょう。
退院祝いにおすすめの贈り物
退院祝いにおすすめのものは、以下のものがあります。
- 切り花…弔辞のときに用いるものは避ける
- 後に残らなもの…お菓子などの食べ物や、洗剤やせっけんなどの消耗品
- カタログギフト…相手が好きなものを選べるので、非常に便利
退院祝いは、自分が贈りたいものではなく、相手が喜ぶものを贈りましょう。食品を贈るのであれば、アレルギーの有無もチェックする心配りがあるとなおよいです。
まとめ
退院祝いには、不向きなものがあります。不向きなものをうっかり贈ってしまわないためにも、事前にしっかりとリサーチしておきましょう。