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お金をどう保管すべきか悩むもの
お金を管理するのは、どんな状況であっても一定のリスクを伴います。現金を所持しておくのも、銀行にお金を預けるのも、それぞれメリットとデメリットがあるのです。では、双方のメリットとデメリットを確認してみましょう。
お金を現金で持っておくメリットとデメリット
お金を現金で所持するメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット
現金を手にしておくことのメリットは、とても単純でわかりやすいです。
- 急な出費に、ある程度対応できる
- 悪用されにくい
- 万が一銀行が閉鎖しても、現金があれば生活できる
- どんなお店でも買い物ができる
- 残高を目視しやすい
- 節約につながる
昨今は世界情勢が不安定で、想定していないことも起こり得る状況といえます。ある程度の額の現金が家にあった方が、安心できる面もあります。
デメリット
現金を持つデメリットは、以下の通りです。
- 窃盗や泥棒に持っていかれてしまう可能性がある
- 無くすことがある
- 破損の恐れがある…子どもがお札を破いてしまうなど
- 現金を引き出すときに、手数料がかかる
現金を所持しているときの最大の注意点は、窃盗や泥棒による被害です。紛失や破損の恐れがあり、無くしたり原型が無くなってしまうとお金の価値がなくなります。
お金を銀行に預けておくメリットとデメリット
お金を銀行に預けておくメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット
銀行にお金を預けることで得られるメリットは、以下のものがあります。
- 財布を持ち歩かなくて済む…財布の窃盗被害の心配がない
- 銀行預金額に対して、ほんの少し利子が付く
- 手元にお金がなくても、カードでの支払いで簡単に大きな買い物ができる
- 通帳やカードを盗まれた場合は銀行に連絡し、お金をおろせなくする手段が選べる
銀行にお金を預けておくことで、現金を奪われる心配が減ります。お金に関わる通帳やカードを盗まれたとしても、素早く対処することでお金を守ることも可能です。
デメリット
銀行にお金を預けるデメリットは、以下の通りです。
- 銀行に万が一のことがあって預金封鎖が起こった場合、お金を引き出せない
- 昔ほど預金に対しての利子が付かない
- 引き出しなどに手数料がかかるため、こまめに引き出すとその分お金がかかる
銀行にお金を預けておく最大のデメリットは、銀行に万が一のことが起きたときにお金が下せなくなってしまうことです。日本でも昔あった、取り付け騒ぎというものが起きる可能性があります。
そういったとき、現金がなければお金が一切使えなくなってしまう恐れがあります。
まとめ
お金の管理や所持の方法は、人それぞれライフスタイルに合ったものを実施するのがよいでしょう。どのような管理方法を実施しても、メリットだけでなくデメリットも起きる可能性があるのことは、知っておく必要があります。