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無意識の行動や言動で、周囲の人を傷つけているかも
何気なくいつも過ごしていると、無意識のうちに相手を傷つけてしまうことがあります。悪気はなかったとしても、他者を傷つけるような行動や言動は慎むべきです。周囲の人に悲しい思いをさせないためにも、人を傷つけてしまう行動の種類を把握しましょう。
人を無意識に傷つけている『NG行為』5選!
人を無意識に傷つけてしまう行為は、以下のものがあります。
1.自分の価値観を押し付けてしまう
自分の価値観を押し付けてしまうと、相手が窮屈な思いをしてしまうかもしれません。
- 見た目で人を判断する…外国出身の人は日本語が下手だと思い込んで発言するなど
- 女性は結婚して家庭に入るべきなど、古い考えを相手に押し付ける
- この問題に対してはこれくらいできて当然という趣旨の話をして、物事のハードルを上げるなど
これはこうあるべき、こうするのが当たり前という考えを持つことは悪いことではありませんが、他者にそれを押し付けてしまうのはNG。固執した考え方をしていると、自分自身の視野を狭めることにもつながります。
2.言葉にとげがある
言葉にとげがあると、何気なく言った言葉で相手を傷つけてしまいます。
- これは常識だから
- それは知っておかないと恥ずかしいかも
- てゆうかさ
- そんなのも知らなかったの?など
マウントともとられてしまう可能性がある発言は、敵を増やしてしまうので注意しましょう。
3.手柄を横取りする
仕事や共同作業で得た成果を、あたかも自分ひとりの手柄のような物言いをするのはよくありません。
- あそこであれをやった自分の起点のおかげ
- 自分がいなければ、成功しなかったといった趣旨の発言をする
大きな仕事の成果は、全員の努力のたまものであり結果です。
4.相手を見下す発言をする
相手を、無意識にでも見下すような発言をするのはよくありません。
- 話にならない
- 今までよくやってこれたね
- それでいいと思ってるの?など
相手の立場が自分よりも弱い人に対して、無意識のうちにこういった態度を取ってしまう人はいるものです。
5.相手の考えを全否定する
相手の意見や考え方を全否定するような行動や言動は、慎むべきです。
- あなたがやったことって無意味だと、本人の目の前で言う
- 全部やり直し、いいところが全くないなど、作業を全否定する
- 意見を求め、相手の意見を聞いたうえで、あらさがしをして否定的な意見をかぶせるなど
相手がどんなに拭できてあっても、一生懸命取り組んだ工程を踏みにじってしまうようなことを言ってしまうのはよくありません。アドバイスではなく、悪口としてとらえられてしまいます。叱咤激励でもなく、相手のやる気をそぐ行為です。
無意識に人を傷つけないために注意したいこと
無意識に相手を傷つけてしまわないためには、以下のような行動を取ってみましょう。
- 自分がされて不愉快だったことを、相手にしていないかを振り返る
- 自分の言動を思い出し、相手を傷つけていないか考える時間を持つ
- 考えが固執しないよう、いろいろな刺激を受ける
- 自分のことを客観的に見るような、習慣を持つ
自分では無自覚であっても、人を傷つけたという事実は消えません。相手を傷つけないためのスキルを身に着けることは、非常に重要です。
まとめ
無意識に周囲の人を傷つけてしまう行為は、誰でもやってしまう可能性があります。自分の行動や言動を振り返り、周囲の人を傷つけないよう注意しましょう。