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食卓の定番メイン料理『チャーハン』を美味しく作りたい!
ご家庭のメイン料理としても定番化している『チャーハン』は、簡単に作れるメニューとしても人気が高いですよね。しかし、いざお店で出されるようなパラパラとした食感の美味しいチャーハンを作ろうとすると、シンプルがゆえに難しいと感じませんか。
チャーハンを美味しく作るためには、普段の調理工程の最中でポイントを押さえることが重要です。多くの人がやりがちな作り方の中には、チャーハンがマズくなったりパラパラ感がなくなってしまったりするNG行為もあり、非常にもったいないです!
ぜひチャーハンを作る際は、美味しく作るためのコツを押さえてお店で提供されるような美味しいチャーハンをご家庭でも楽しみましょう。
マズくなる可能性大!チャーハンを作る時の『NG行為』5つ
チャーハンを作る際、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。ここでは、1段階マズくなってしまう可能性のあるチャーハンを作る時のNG行為を紹介します。
1.炊き上がりの水分を含んだご飯を使う
チャーハンを作る際、炊き上がった直後、あるいは炊飯器から取り出した直後のご飯を使っていませんか。前述したような状態のご飯は水分をたっぷり含んでいるため、そのままチャーハン作りに使ってしまうとべチョッとした仕上がりになってしまいます。
チャーハンを作る際は、炊き上がり、あるいは炊飯器から取り出して10分ほど置いてから使うことで、水分が程よく抜けて良い食感に仕上がりやすくなります。
2.保存していて冷め切ったご飯を使う
冷凍保存、あるいは冷蔵保存したご飯を使うと、温度差によって結露が起きやすくなり、ベチョベチョとした水分の多い食感に仕上がりやすくなります。
また、冷蔵庫から取り出した直後の冷めたご飯を使ってしまうと、フライパンの温度を下げてしまうため、チャーハンの出来が悪くなる恐れがあります。
冷蔵保存したご飯を使いたい場合は、必ず一度温めた上で、なるべく水分を飛ばしてから調理に使うようにしましょう。
3.ご飯と卵を混ぜてからフライパンで炒める
チャーハンを作る過程でご飯を卵を混ぜ合わせるタイミングに悩む人は多いでしょう。各ご家庭によって、ご飯と卵を混ぜ合わせるタイミングが違うことも少なくありません。
パラパラとした食感の美味しいチャーハンを作りたい場合は、ご飯と卵をあらかじめ混ぜ合わせてからフライパンで炒めることは避けてください。事前に混ぜ合わせてしまうと、卵がご飯の1粒1粒にくっつくため、モソッとした食感に仕上がってしまいます。
4.長時間チャーハンを炒めすぎる
チャーハンを炒める際は、なるべく短時間でササッと炒めるのがコツです。長時間かけてチャーハンを炒めすぎてしまうと、ちょうど良いパラパラ食感ではなく、より乾燥したパサパサとした食感に仕上がってしまいます。
あらかじめ、卵をさっと半熟状態に炒めてご飯を投入し、チャーハンとして炒める時間を短く短縮すると美味しく仕上がります。
5.フライパンを振って炒める
中華料理店などではフライパンを振って炒める方が多いですよね。これは、中華料理店で使われているコンロの火力が強いことが理由です。一般家庭は中華料理店に比べると火力が弱いため、フライパンを振ってしまうと上手く全体に熱が行き渡らなくなる恐れがあります。
一般家庭で調理する場合はフライパンを振って炒めることは避け、なるべくフライパンをコンロの上に置いた状態で、ヘラを使ってほぐすように炒めましょう。
パラパラとした美味しいチャーハンを作るコツは?
最後に、パラパラとした美味しいチャーハンを作るためのコツを紹介します。
- フライパンの温度が下がらないように気をつける
- 炊き上がりから少し冷めた状態のご飯を使う
- 卵を少し炒めて半熟状態になってからご飯を混ぜる
- なるべく短時間でサッと炒める
- フライパンは振らずにヘラやしゃもじでほぐすように炒める
以上のポイントを押さえて作ることで、チャーハンの食感が格段に良くなります。特に使うご飯の温度や卵と混ぜ合わせるタイミングを重視しましょう。
パラパラ食感のチャーハンはコツを押さえれば難しくない!
いかがでしたか。チャーハンはシンプルな作り方ゆえに、より美味しく作ることが難しいと思われがちです。しかし、今回紹介した美味しく作るコツやNG行為を理解することで、簡単にご自宅でも美味しく作ることができます。ぜひ試してみてくださいね!