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周囲にいない?平気で人を裏切る薄情な人たち
皆さんの周りには、平気で仲が良かった人を裏切るような言動を見せる人たちはいませんか。大きい裏切り行為か、それとも日常に転がり落ちているような些細な裏切りかは個人差がありますが、どちらも信用に値しない人物であることは明確です。
このような裏切り行為は、徐々に周囲の人の目につくようになるため、少しずつ距離をとったり、「この人の言うことは話半分で聞こう」「いざという時も手を貸さないようにしよう」と自己防衛する人が増えます。
しかし、中には裏切られても寛容な態度で許してしまう人もいるため、人を裏切る人々はこうした人たちを近くに置く傾向にあります。
『人を裏切る人』の心理や特徴5つ
『人を裏切る人』は周囲の人を裏切る時、どのような心理が働いているのでしょうか。また、どのような特徴が共通しているのでしょうか。ここでは、人を平気で裏切る人の心理や特徴を紹介します。
1.自己中心的でその時の気持ちが最優先
人を裏切る人の根本的な特徴や考え方に、自分優先という言葉が当てはまります。基本的な考え方が自己中心的なので、自分にとって不都合な出来事が生じると、平気で周囲の人を盾にしたり裏切ったりするのです。
また、自分が最優先で動いているため、悪気がなくてもその時の気持ちを優先して動いてしまいます。例えば、以前から約束していた約束事も平気でドタキャンしたり、相手が嫌がる行動を平気でとったりすることも特徴的です。
2.対人ではなく利益につながるものとして見ている
人を裏切る人たちは、周囲の人々を友好的に付き合っていく人間として見ていないことが多いです。対人、という考え方ではなく、自分にとって利益になる相手かどうかという基準で見ているため、自分にとって不都合になれば簡単に裏切ります。
普通の人は仲の良い人を自分と気が合う相手であったり、一緒にいて楽しい相手、いざという時は手を貸してあげたいと感じるものです。
しかし、前述した通り、人を裏切る人たちは人も含めて全ての物事を損得勘定で見ているため、一緒にいて楽しいかどうかは二の次なのです。ましてや利益に繋がらないのであれば、手を貸してくれることも滅多にありません。
3.愛想が良くおしゃべりが好き
人を裏切る人たちの被害に遭う人は少なくありません。それはなぜかというと、一般的に人を裏切る人たちの多くが愛想が良く、おしゃべりが好きな社交的なタイプが多いからです。
一見、人が良さそうに見えますが、愛想が良く多くの人とおしゃべりをすることによって、さまざまな情報を引き出せるという考えが根底にあることが多く見受けられます。
また、自分にとって利益になる可能性のある人に嫌われることを強く恐れるため、八方美人な付き合い方をする人も多いでしょう。その結果、得た情報を他に漏らしたり、仲良く交流していた相手の陰口を別の人としていたりする事例が発生します。
4.自分と人を比べて自分優位でなければ気が済まない
人を裏切る人は、周囲の人を大切な人として見ていないため、見下していることがあります。そのため、自分がコントロール下に置いていると思っている相手が自分よりも成功していることが許せず、嫉妬することが多いです。
自己中心的で自分が大好きな人たちなので、自分と他人を比べた時に自分優位でなければ気が済みません。そのため、相手を陥れるような行動を取ったり、その人の悪い噂を故意的に流したりと裏切り行為のような行動に走ることがあります。
5.被害妄想が強い
人を裏切る人は、被害妄想癖が強く、「自分が相手を裏切るのは、あの人がこのような行動を取ったからだ」と相手の行動に対して被害妄想を抱き、正当化する傾向があります。
普通の人では理解し難い心理ですが、自分が人を裏切っているという自覚が無意識にあるため、自分自身も周囲を信用できず、常に警戒している状態なのでしょう。
そのため、予想していなかった言動や期待とは違った行動を取られると「裏切られた」と感じてしまい、「それならば」と裏切り行為に走ってしまうのです。恐ろしいですね。
裏切られやすい人にも共通点が!?裏切られないためには
人を裏切る人たちは、ある程度本性が見えてくると、周囲の人々が自ら距離を置くようになります。しかし、裏切られやすい人は以前と同じように近くにいることが多く、その後も裏切られ続けることになります。
つまり、裏切られやすい人にも共通点があるのです。裏切られやすい人に見られる共通点は以下の通りです。
- 人を疑うことがなく寛容に許してしまう
- 相手に対して依存しやすい
- 常に明るく幸せそうな様子を見せている
- 悩みやプライベートな情報を話し過ぎてしまう
- 人情に厚く誠実すぎる
- 人の顔色が気になり自己主張できない
こうした特徴を持つ人を損得勘定の強い人を裏切る人々は独自の嗅覚で探し出し、側に置こうとします。
裏切られやすい人たちは、まず自分の考えに芯を持つことが大切です。そのためには、自己肯定感を上げ、自分自身に自信を持てるような生活や習慣を心がけましょう。
また、1人の人に依存するのではなく、なるべく多くの人と接して周囲の人からのさまざまな意見を取り入れることを意識してください。これにより、自分が常に一緒にいた相手が「実は裏切るタイプの人だった」と気付けるようになり、人を見る目を養うことができます。
裏切られ経験の多い人は周囲の言動を注意深く観察して
いかがでしたか。人を裏切る人たちは、周囲の人のことを考えずに自分を最優先して動きます。結果として平気で裏切り行為を行うため、今まで裏切られる経験が多かったという人は、多くの人と交流を持ち、周囲の言動を注意深く観察してみましょう。