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元気いっぱいで無邪気な子どもたち。
その姿は微笑ましいですが、ちょっと目を離した隙に思わぬイタズラをして両親を困らせてしまうこともしばしば。ただ、子どもはイタズラを通じて多くのことを学んでいきます。イタズラに対して正しい対応を心掛けることで、子育てをより良い方向に導くこともできます。
今回は子どものイタズラに対して、どのように対応していけばいいかを解説します。
叱るときは感情的にならない
子どもがイタズラしたとき大切なのは、感情的にならないこと。イタズラに頭が来て、感情的に怒鳴りつけてしまう方もいらっしゃいますが、これは悪手です。怒りにまかせて怒鳴っても、子どもは恐怖を覚えるだけで本質的な部分を学べていません。仮にしばらくはイタズラしなくなったとしても、何がいけなかったのかを学べていないため、どこかのタイミングで再発する可能性は大いにあります。
もちろん、タイミングやイタズラの内容によっては感情コントロールが難しい場合もあるでしょう。そうした時役立つテクニックとして下記が挙げられます。
- 6秒間深呼吸を繰り返す
- 自分が怒っていることを客観視する
- 何がいけないのかを頭の中で言語化する
いわゆるアンガーマネジメントという怒りをコントロールするテクニックです。子育て以外に仕事や夫婦関係においても役に立つテクニックなので、ぜひ試してみてください。
事前対策は欠かせない
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子どものイタズラは事前対策も大切です。
- 物に触って落とすなどのイタズラが多い子であれば、物自体を仕舞ってしまう。
- 危険な物が多い場所に入れないようベビーゲートなどを設置する。
- ドアストッパーやコンセントカバーなどを用意する。
上記はあくまでも対策の一部ですが、あるとないとでは両親の負担は大きく変わります。子どもは、目を離した隙に思わぬイタズラをしてしまう存在です。そんなときにイタズラ対策で環境を整えておくと、危険な事故を未然に防ぎやすくなります。
子どものイタズラに頭を悩ませている方は、どうしたらイタズラできない環境にできるかを検討してみてください。
なぜいけないのか?どうしたらいいのか?を説明する
子どもがイタズラしてしまったとき、ただ単にダメ!コラ!と怒って終わるのも好ましくありません。子どもからすると、何がいけなかったのかを理解できません。理由が分からないため、親が見ていないところで同じイタズラをしてしまう子もいます。
子どものイタズラに気付いたら、どうしてそれをしてはいけないのか?どうしたらいいのか?を分かりやすく教えてあげましょう。できれば、安全に配慮した上でイタズラの被害を実演してあげられると、より伝わりやすくなります。
子どもによっては一度説明しただけでは、正しく理解できないこともあります。そんなときも粘り強くイタズラしてはいけない理由を説明し続けてあげましょう。
子どものイタズラに正しく対応しよう
正直なところ、子どものイタズラを未然に防ぎきることは難しいです。一度注意したイタズラも、またしばらく経った後に再びしてしまうケースも珍しくありません。
その一方で小さい子どものイタズラは大きな学習機会でもあります。お母さん・お父さんがしっかり向き合い対応するは、子どもの将来にプラスの影響を与えます。
ぜひ、今回の記事を参考に子どものイタズラ対応を見直してみてください。