車中泊をする時の『絶対NG行為』5選!超危険なタブーと安全に眠る方法とは?

寝袋で車中泊する人

近年、車中泊は宿泊代金を浮かせることができるため、旅行プランとして人気が高まっています。しかし、夜間に車に泊まる行為は危険性を伴う他、車中泊ならではのマナーを守る必要があります。そこで今回は、車中泊をする時の『絶対NG行為』を紹介します。

近年、人気が高まっている『車中泊』はマナーが大切

車のキャンプ

近年、年々人気傾向にある『車中泊』は、車があれば車内で寝泊まりでき、宿泊費用を大きく浮かせることができます。また、自分の愛車で移動しながら景色や名物を楽しめるといった自由な旅行スタイルも人気の理由の1つでしょう。

しかし、年々増加傾向にある車中泊ですが、一部の人々のマナーがなっていないとの苦情が出ることも少なくありません。

現在、車中泊は基本的に個人の倫理観やモラルにお任せしている状況です。車中泊をする人たちがマナーを自主的に守り、常識ある行動を取らなければ、今後車中泊が禁止となる場所が増えてしまうかもしれません。

車中泊をする時の『絶対NG行為』5選

では、車中泊をする際はどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。誤った行為は危険な事態を招く恐れもあるので注意が必要です。ここでは、車中泊をする時の『絶対NG行為』を紹介します。

1.一晩中エンジンを入れっぱなし

一晩中エンジンを入れっぱなしにする行為は、近隣に住む人々や他の車中泊をしている人々への迷惑になる他、一酸化炭素中毒になる恐れもあり危険です。

一晩中エンジンの音が出ていると、意外と静かな場所ではエンジン音が響き、眠りの妨げとなることがあります。夏場や冬場はエンジンを入れて冷暖房機能を使いたいと考える人も多いでしょうが、別の対策を考えましょう。

また、エンジンをかけっぱなしにしていると排気ガスが車内に入り込んでしまう恐れがあります。すると、車内で一酸化炭素中毒を引き起こす可能性があり、命に関わるリスクが生じるのです。

2.同じ場所に長時間滞在し続ける

基本的に同じ場所に長時間滞在したり、連泊することは避けてください。オートキャンプ場を使う場合は料金を支払っているため問題ありませんが、高速道路のサービスエリアや道の駅などに長期滞在することは、店舗側に迷惑です。

また、近年コンビニで長時間滞在し続ける車中泊客が確認されています。コンビニは多くの人が出入りする場所なので、1台の車が同じ駐車場を無料で占拠することはタブーです。絶対にやめましょう。

3.人気のない場所で単独車中泊

車中泊する場合は、なるべく人気のある場所や明かりのある場所で停車し、車中泊を行いましょう。人気のない場所で、しかも1人で車中泊をしていると、危険な人物にターゲットにされてしまう恐れがあります。

暴行事件や強盗事件などに巻き込まれる危険性もあるので、特に1人で車中泊する際は場所選びに気をつけてください。

4.車のドアロックを忘れる

周囲に人気がないからといって、車のドアロックをかけ忘れることは絶対にやめましょう。ドアロックをかけていないと、寝ている間に窃盗に遭ってしまったり、暴行や強盗、最悪の場合、命に関わる事件に巻き込まれる恐れがあります。

また、貴重品などを窓の外から見える場所に置いておく行為もNGです。窃盗犯などに「狙い目だ」と思われてしまうリスクが高まるので気をつけましょう。

5.禁止されている場所で車中泊する

すでに車中泊をしている人々に迷惑をかけられている場所では、車中泊を禁止しているところもあります。近年、マナー違反客が増えていることもあり、そのような場所が増加傾向にあるのです。

車中泊が禁止されている場所で車中泊をする行為は、当たり前ですがルール違反です。誰も見ていないからと車中泊することは控えてください。

車中泊は危険を伴うリスクも…安全に眠る方法は?

車と寝袋

過去には車中泊をしている人を狙った事件なども起きています。特に女性の車中泊や単独への車中泊はリスクが高まるので注意が必要です。

以下の対策をとることで、少しでもリスクを下げることができます。車中泊を検討している方は、こうした対策を練って臨みましょう。

  • なるべく明かりや人気のある場所を選んで車中泊する
  • 車中泊禁止の場所やコンビニなどはNG
  • 車のドアロックは必ずかける
  • 貴重品などは外から見えない場所に保管する
  • 窓にカーテンをかける
  • 季節に応じた気温対策を万全に整えていく

季節に応じた気温対策は必須です。寒い時期には、厚手の寝袋やブランケットを用意したり、防寒着を着込むなどの準備が必要でしょう。

また、暑い時期にエンジンをつけっぱなしにすることは危険なので、車内用扇風機やクーラーボックスに冷えピタや氷枕を入れておくなどの対策がおすすめです。

車中泊はマナーを守り安全に気をつけて決行しよう

いかがでしたか。車中泊はルールが曖昧な部分が多数あるため、マナー違反者が続出しています。このままでは車中泊をする場所が減ってしまうため、皆でマナーを守り、常識のある行動を心がけましょう。

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