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オーブンレンジと普通の電子レンジの違い
レンジを購入するとき、オーブンレンジと電子レンジのどちらを購入するべきか悩みますよね。まずは、双方の過熱方法の違いについて知っておきましょう。
- オーブンレンジ…庫内の四方から熱を出し、対流熱の力で外側から加熱する
- 電子レンジ…マイクロ波を使用し、食べ物を内側から温める
上記の違いを把握し、ライフスタイルのあったものを購入しましょう。
『オーブンレンジ』でやってはいけないNG行為4つ!
オーブンレンジでやってはいけないNG行為は、以下のものがあります。
1.耐熱性の低いものを加熱する
オーブンレンジは、電子レンジと違い、高温状態で調理することが可能です。非常に優れた機能である反面、耐熱性が低い素材のものを加熱してしまうと、容器や食材が破損する恐れがあります。
- 200度以下の耐性のもの…ペットボトル・樹脂製品・発泡スチロール・ラップなど
- 薄い膜が張っている食材…卵・切っていないウインナー・丸ごとのトマト・明太子など
- 水分が少ない食材…芋類、鷹の爪など
食材の場合、破裂する恐れがあります。破裂してしまうと、庫内に食材の汁や油分がこびりついて、故障する原因につながるので要注意です。
2.汚れが付いたままオーブン機能を使う
食べ物がこぼれるなどして汚れた状態の庫内の掃除をさぼり、そのまま継続使用するのはよくありません。汚れが庫内にこびりついて、頑固汚れになってしまう恐れがあります。先ほど紹介したように、オーブンレンジが故障する原因につながる行為です。
それだけでなく、頑固汚れは落とすのが大変!食べ物汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤で掃除をすることもあるでしょう。しかし、オーブンレンジは、アルカリ性洗剤の使用を禁止しています。
アルカリ性洗剤を使用するとサビや故障の原因につながるので、頑固汚れを作らないようこまめに掃除することが重要です。
3.あまりにも小さなものや少量のものを加熱する
あまりにも小さなものや、小さくカットした野菜などをオーブンレンジで加熱すると、焦げてしまう恐れがあります。オーブンレンジのオーブン機能は、100度を超える高温になるので、ある程度の大きさや厚みがないと、料理の出来栄えが落ちてしまう可能性大!
4.できたものを素手ですぐに取り出す
オーブン機能でこんがり焼けた食べ物を、温かい状態で食べたいという気持ちはよくわかります。だからといって、出来立ての食材が乗っている天板を素手で取り出すのはNG!天板は高温状態になっているので、大やけどを負ってしまいます。
オーブンレンジと通常の電子レンジの使い分け方
オーブンレンジと通常の電子レンジの使い分けは、とても簡単です。
- オーブンレンジ…自宅でパンやケーキ、ピザなどを作る人におすすめ
- 電子レンジ…単純な温め作業に最適!お惣菜や冷めてしまった料理を温めるときに使う
食べ物を温めるだけでよい場合は、電子レンジを購入しましょう。手作りでいろいろなものを作りたい人は、オーブンレンジの購入を検討してみるのがおすすめです。
まとめ
オーブンレンジと電子レンジは、似ているようで異なる機能を持っています。自分の生活に合ったものを選び、より長く使用しましょう。