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【買い物編】日用品の節約術10選!
まずは、日用品を節約する方法「買い物編」をご紹介します。コストを大きく左右するのは、もちろん買い物です。毎回なんとなく日用品を買い足してしまう方は、とくに費用が上がりがち。ぜひ節約術を参考にしてみてください。
①月間予算を決める
日用品の節約において最も重要なのは、月間予算を決めることです。家賃や食費などを考慮しながら、日用品にかけてもいいと思える予算を決めましょう。
そのためにまず、普段買っている日用品をすべてリストに書き出します。買い物をするときは、予算に収まる分だけ購入すればいいわけです。
家賃や食費と比べて日用品は、ぜいたくしなくてもストレスがたまりにくいとされています。毎月必ずかかる費用でありながら節約しやすいという側面もあるので、予算は自分が思うよりも低く見積もってみてもいいかもしれません。
②拘りたいものをピックアップする
日用品の月間予算を決めたら、拘りたいもの・拘らなくていいものを区別しましょう。予算に収まるように買うとはいえ、拘りを我慢すると長続きしないからです。
「このシャンプーを愛用している」「トイレットペーパーだけは品質に拘りたい」など、拘りたいものをピックアップします。もちろんそれだけ出費が上がるので、全体のバランスを見ながら調整してみましょう。
拘りたいのに予算に収まらない場合は、その他の日用品の予定出費を下げて調整します。
③面倒くさがりな人はまとめ買い
面倒くさがりな方は、まとめ買いを推奨します。
買い物に関して「まとめ買いは無駄使いにつながる」「都度買いは節約しにくい」など、色々な情報がありますね。買い物で節約する方法は性格によるところが大きく、面倒くさがり、または買い物の頻度が高くない方はまとめ買いの方が管理しやすいです。
その理由は、まとめ買いであれば「予算に収める」のが一度きりで済むから。まずは予算組みで作った「日用品リスト」を元に、毎月固定の買い物リストを作りましょう。月に1回同じものを買うだけなので、無駄使いもしにくいです。
④無駄をなくしたいならリスト買い
多少面倒でも無駄をなくしたい方は、リスト買いを推奨します。
まとめ買いが毎月同じ日用品を一度に買うのに対して、リスト買いは在庫を元に買い物をします。ティッシュがなくなったら日用品リストにチェックを入れて、その都度買うようにするのです。
日用品リストの管理や在庫把握が多少手間ですが、「ないものを買う」という非常にシンプルな補法なので、無駄がなくなります。
⑤1店舗に絞った方が節約になる
日用品を節約するなら、買い物する店は一つに絞りましょう。
節約というと、特売日を調べて複数のお店を周る方もいますが、時間や労力を考えると無駄になることも多いです。何店舗もチラシを見たり移動する時間を使って、ポイ活やアンケートなど簡単な小銭稼ぎをした方がプラスになります。
また1店舗に絞ることで、お店のポイントが貯まりやすい、特売日やセール情報を把握しやすいというメリットもあります。
⑥インターネットの方が安い場合がある
日用品はドラッグストアで買う方が多いですが、インターネットの方が安い場合があります。普段買っているお店と比べて、安い方を選ぶといいでしょう。
まとめ買いをすれば送料無料になることも多いので、コストダウンになる上に手間を減らせるかもしれません。
⑦節約アプリやクーポンを活用しよう
節約につながる便利なアプリは、スマホに慣れている方であればぜひ活用したいツールです。
例えばクレジットカードやスマホ決済サービスと連動させた家計簿アプリは、支払うとそのままアプリに収支が反映されます。日用品に絞って節約するのであれば、日用品専用のクレジットカードや決済サービスを作ってもいいでしょう。
また日用品を買う店舗にアプリがあれば、期間限定のお得なクーポンが随時発行されていることがあります。
⑧ストックは「1個」まで
日用品を節約するなら、ストックは1個に留めましょう。ストックの買いすぎで月間予算を超えてしまっていれば、元も子もないからです。
とはいえ在庫切れを起こしてしまうと、急遽コンビニで買うなどして高くなりがち。ストックは1個までと決め、ストック分がなくなったら買うようにすると無駄がありません。
また、シャンプーがなければ石鹸を使う、ボックスティッシュがなければトイレットペーパーで代用するなど、「急な買い足し」をしない工夫も必要です。
⑨なるべく大容量タイプを買う
同じもので少量タイプと大容量タイプがあれば、大容量を選ぶようにしましょう。ほとんどの場合は、大容量の方が割安になっているからです。使いきりタイプと「100ml単位」「1回分単位」などで比較して、お得な方を選ぶといいでしょう。
ただし大量になると使い過ぎる可能性があります。詰め替え容器で小分けにしたり、使用期間を書いておくと、使用量をキープしやすいです。
⑩詰め替え用が「お得」だと思い込まない
シャンプーやコンディショナー、洗剤や柔軟剤などは、ボトル本体と詰め替え用が売られていることがほとんどです。一度だけボトル本体を使用して、後は詰め替え用を買う、という方もいらっしゃると思いますが、節約の観点からはおすすめできない場合があります。
値段だけを比べてみると、詰め替え用の方が断然お得な価格のようですが、内容量が大きく異なることがあるからです。詰め替え用の裏面を見て、ボトルと容量がどれくらい違うか確認してみるといでしょう。
大容量を買う場合と同様、大切なのは商品価格ではなく、「100ml単位」「1回分単位」の金額です。
【日常編】日用品の節約術10選!
日用品の節約は、買い物だけでなく日常生活でも実践できます。小さな節約術も、習慣化すれば大きなコスト削減につながります。面倒にならない範囲で、ぜひ試してみてください。
①食品の保存には保存容器を使用する
食材や残ったおかずを保存するときは、繰り返し使えるグッズを選べば節約できます。ジッパー付きの袋やラップはその都度捨てなければならないため、無駄になってしまうからです。プラスティック製タッパーやシリコン製ラップなど、繰り返し使えるもので保存しましょう。
中には、食品を入れて冷凍保存することができる保存容器もあります。食品を入れたままレンジで解凍や調理が可能な保存容器も節約におすすめです。蓋が付いているので、ラップをかぶせる必要もありません。
②最後の一滴まで使い切る
歯磨き粉や洗顔料やハンドクリームなどのチューブ類はハサミで切り開きます。中にはまだたっぷりと残っていることがあります。ギューっと思いっきり絞り出したつもりでも、切り開いてみると意外と多い量が残っているので、気づかずに捨ててしまっているのはもったいないです。歯磨き粉なら1回から3回分くらいの量が残っているかもしれません。
③固形石鹸を使用する
ハンドソープやボディーソープは液体石鹸ではなく、固形石鹸を使用することで大幅な節約になります。
固形石鹸には液体石鹸と比べて石鹸成分が多く含まれています。そのため、少しの量でも高い洗浄力があります。さらに液体石鹸よりも固形石鹸の方が安い価格で購入することができます。
紙で軽包装されている固形石鹸が多いので、ゴミも少なく、環境にも優しいと思います。液体石鹸はボトル本体が資源ゴミや不燃ゴミになりますし、詰め替え用のパウチ資源ゴミや不燃ゴミですよね。
④使い古した衣類やタオルで掃除をする
- フローリングモップに使用するドライシートやウェットシート
- 除菌ウェットティッシュ
お部屋の掃除に欠かせないアイテムは、かなりの消耗品です。そこでおすすめしたいのが、使い古した衣類やタオルで掃除する、という方法です。衣替えをするとき、衣類やタオルは処分せず、掃除用に残しておきます。ハサミで使いやすい大きさや形に切り分けて保管しても良いと思います。
フリースなどホコリをキャッチしやすい素材はソファーやベッドの下などのホコリがたまりやすい部分の掃除に使用します。フローリングモップに取り付けて楽に拭き掃除しても良いですよね。
除菌したい部分には、液体タイプの除菌剤を使用すると良いと思います。除菌ウェットティッシュよりも、ずっとお得です。
⑤洗剤を自然由来のもので代用する
キッチン周りの洗剤は、自然由来のもので代用すると節約になります。
例えば食器洗い用洗剤は、米ぬかで代用可能です。重曹を溶かした水と米ぬかを10分程度煮ると、洗剤として使えます。食材なので早めに使わないといけないという難点はありますが、夕ご飯を作る工程で米ぬか洗剤も仕込んでおけば後片付けが楽です。
またシンク周りはみかんの皮で掃除すると、脂汚れや水垢がキレイに落とせます。
このように日常生活で出るもので代用すると、日用品の節約になるでしょう。
⑥中性洗剤で家中を掃除する
自宅の掃除は、中性洗剤を使うのがおすすめです。というのも、中性洗剤はキッチンからリビングまで、あらゆる汚れに対応できる万能型だからです。
ドラッグストアにいくとキッチン用、リビング用など場所別の洗剤が販売されていますが、すべてを揃えようとするとお金がかかりますね。中性洗剤であれば1本でどこでも掃除できるので、経済的です。
中性洗剤といってもどれを買うか迷うと思いますが、「家中これ1本」などと記載のある洗剤を選びましょう。
⑦まな板を牛乳パックで代用する
頑固な汚れが付きやすいまな板は、牛乳パックで代用しましょう。
牛乳パックであれば使い捨てできるので、まな板を洗う洗剤が節約できます。牛乳パックは常備している家庭が多いと思うので、普段そのまま捨てるだけならぜひリユースしてみてください。エコの観点からも、洗剤で洗わなくていい牛乳パックの利用は環境に優しいといえます。
ただし牛乳パックは、キレイに洗って乾かしてから代用しましょう。また長期間の利用は雑菌が繁殖する可能性もあるので、何度か使ったら新しいものに取り換えるのがおすすめです。
⑧食器洗いは下準備で洗剤の使用を減らす
食器洗いをする前は、新聞紙で汚れを拭き取ると洗剤の節約になります。
ひどい油汚れを洗剤だけで落とそうとすると、その分たくさんの洗剤が必要になりますね。食器洗いの前にあらかたの汚れを落とす下準備をしておくと、洗剤の使用を減らせます。
ちなみに新聞紙は、シンクの汚れやコンロの掃除、窓・ガラス掃除に使うことも可能です。新聞を取っている家庭では、読み終わった新聞紙を小さく切って備えておくと、あらゆる日用品の節約につながるでしょう。
⑨スプレー掃除はスポンジに噴霧
スプレーで家の掃除をするときは、床や壁に直接噴霧するのではなくスポンジに染み込ませましょう。
床や壁に直接スプレーすると、どうしても大量の洗剤が必要になってしまうからです。スポンジに染み込ませれば少量で済むので、最低限の洗剤で掃除できます。
とくに大掃除のときは、ここぞとばかりに洗剤を無駄使いしてしまいがちです。一度大量に使うとその後も癖になってしまうので、日ごろから「無駄なく使う」ことを心掛けましょう。
⑩シャンプーに輪ゴムを付けて使い過ぎ防止
シャンプーの無駄使いを防ぐ方法として、ボトルのポンプ部分に輪ゴムを付ける裏技があります。
ポンプの下部にギュッと輪ゴムを巻くとポンプが下まで降りず、出てくるシャンプーの量を減らすことができます。これによりシャンプーを使いすぎることを防ぎ、節約につながるというわけです。
とくに髪の短い方は、1プッシュもいらないという場合があるでしょう。そんなときに輪ゴムを巻いておけば、うっかり出し過ぎることもありません。
またこの裏技は、家族で暮らす方にもおすすめです。家族が多ければ多いほど、シャンプーの無駄使いの積み重ねでシャンプー代がかさんでしまうもの。輪ゴムを付けておけば、毎回「使い過ぎないように」声掛けする必要もなくなります。
ハンドソープや乳液などにも使えるので、ポンプ型の日用品が自宅にあれば試してみましょう。
まとめ
今回は私が実際に行っている日用品の節約術をご紹介しました。
本当にほんの少しの工夫なので「ほとんど節約にならないのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、そのほんの少しの工夫こそが節約術なのです。
特売日にまとめ買いをするという方が多いですが、たくさんストックがあることで、ついつい使いすぎてしまっていませんか?まとめ買いよりも、ほんの少しの工夫と節約、始めてみませんか。