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水洗い不可の洋服、絶対洗濯機で洗ってはダメ?
おしゃれ着や冬物衣類は、水洗い不可となっていることが多いですよね。「水洗い不可=家では洗えない」と思い込み、まったく洗わないまま継続着用してしまうのはNG!
水洗い不可の洋服は、実は水洗い可能!自宅の洗濯機を使ってメンテナンスできますが、洗濯機の使い方によっては洋服に大きなダメージを与えてしまうかもしれません。
水洗い不可の洋服を洗濯機に入れてはいけない理由
水洗い不可の洋服を洗濯機に入れてはいけない理由は、以下のものがあります。
1.型崩れする
水洗い不可の洋服は、非常にデリケートな素材でできています。そのため洗濯機の通常洗濯モードでメンテナンスしてしまうと、衣類に負荷がかかってしまい型崩れする可能性が高いです。
これは、通常洗濯モードによる遠心力によって、洋服が伸びてしまうため起こります。洗濯タグを確認しないまま、着用した洋服を全部洗濯機に入れてしまう人は要注意!
型崩れだけではなく、形状が大きく変化することによって発生するシワや、衣類表面の毛羽立ちも目立ちやすくなってしまいます。
2.縮んでしまう
洗濯タグをチェックしたとき、天然素材で作られている洋服は、洗濯機で洗濯すると縮む恐れがあります。これは素材がたくさん水分を吸ってしまい、繊維同士が絡まることによって起きてしまうトラブルが起きた結果、洋服が縮みやすくなってしまうのです。
縮んだ洋服を完全に元通りにするのは非常に難しく、型崩れしている可能性もあります。
3.色落ちしてしまう
洋服は、素材によって色落ちしてしまうことがあります。水洗い不可の洋服は、色落ちしやすい素材を使用していることもあるので要注意!
- 衣類の色が落ちてしまい、外見が大きく変化する
- 他の衣類に落ちた色が移ってしまい、見た目が変わってしまう
色落ちした洋服は、再度同じ色に戻ることはありません。また、移ってしまった色だけを洋服から抜くこともできないので、色落ちしそうなものは単体で洗うか、クリーニングに出すのが無難です。
水洗い不可の洋服の正しい洗い方
水洗い不可の洋服を洗うためには、以下のことを試してみましょう。
- 手洗いする場合…洗面器にぬるま湯を用意し、おしゃれ着用洗剤を溶かして衣類を優しく手洗いし、水で注いで洗剤を落とす。
- 洗濯機を使う場合…洋服を洗濯ネットに入れて、手洗いモードで設定し、洗剤と柔軟剤を規定量入れる。脱水時間は、2~3分にとどめて早めにとりだす。
水洗い不可の洋服は、絶対に自宅で洗えないわけではありません。洗濯機を使うのが怖い場合は、手洗いでメンテナンスを行ってみましょう。
まとめ
水洗い不可の洋服であっても、正しいメンテナンス方法を把握して実行することにより、衣類に大きなストレスを与えずに自宅でお手入れできます。間違った方法で洗濯機に入れて洗わないよう、注意しましょう。