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正しいと思っている敬語や日本語、実は間違っているかも!
日本人であれば、正しい日本語が使えていて当たり前!と思ってしまうのはよくありません。日本語は非常に複雑なので、日本人であっても正しい日本語が使えていないことは多々あります。間違ってしまうと恥ずかしい思いをする恐れのある日本語をまとめたので、要チェック!
間違うと恥ずかしい「日本語」3選!
間違うと恥ずかしい日本語は、以下のものが挙げられます。
1.敬語を重ね掛けした言葉
いわゆる「二重敬語」といわれる言葉で、ついうっかり言ってしまいやすいNGな敬語が当てはまることが多いです。
- お+~られます…お会いになられますなど
- ご+~なられます…ご覧になられますなど
- 役職・各位+様…社長様・各位様など
敬語を使いなれていなかったり、敬語があまり得意ではない人は、とにかく丁寧に聞こえる敬語で話さなければならないという思うが強い傾向。その結果、敬語を二重掛けしてしまうのです。三重に敬語を重ねてしまう人もいるので、注意しましょう。
2.自社社員を敬語で紹介してしまう
自社社員の状態を外部の人に説明するときに、社員に対して敬語を使ってしまうのはよくありません。
- 今日は休んでいる…本日はお休みをいただいている・お休みになられているなど
- 相手がいる場所に自社社員が足を運ぶ…うかがわせていただきます
- 今席にいないことを電話で伝える…今○○さんはお席におりませんなど
敬語は、相手に向けて使う尊敬語と、自分を下げるときに使う謙譲語、ものごとを丁寧に伝える丁寧語があります。自社社員について相手に伝える場面では、社員に対して尊敬語を使ってしまうのはNG!
3.意味を間違って認識しがちな言葉
日本人であっても、意味を間違って認識している言葉はたくさんあります。
- 確信犯…自らの信念に基づき、自分が正しいと思って臨む犯行
- 破天荒…前人未到の偉業を成すこと
- 失笑する…こらえきれずに笑いが出てしまう
上記のように、普段認識している意味と本来単語が持つ意味が異なることは多々あります。
正しい敬語の使い方
正しい敬語を使いこなすためには、以下のポイントに注目してみてください。
- 尊敬語・謙譲語・丁寧語の違いを、適切に把握する
- 敬語を使うべき相手と、使うべき瞬間を瞬時に見抜く…社外の人には敬語、社外の人に自社社員を紹介するときは、上司でも「さん」付けなどは行わないなど
- 社内では、上司に尊敬語を使い、同僚には丁寧語を使うなど
敬語を正しく使いこなせれば、周囲の人だけでなく上司とも良好な関係が築きやすくなります。外回りや社外の人とのやり取りもスムーズで好印象になりやすいので、敬語の勉強は常にしておくと心強いですよ!
まとめ
日本人であっても、間違った日本語や敬語を使ってしまうことが多々あります。日ごろ使っている言葉や単語に注目し、間違った意味合いで使っていないか振り返りをする習慣を持ちましょう。