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ティッシュペーパーの使い方、間違ってない?
日常的に使うティッシュペーパーはまとめ買いしているという方も多いでしょう。最近では水分量の多い柔らかい商品やキャラクターがデザインされている商品など、展開されているティッシュペーパーの種類も多種多様です。
そんなティッシュペーパーは、鼻をかむだけでなく、ちょっとした汚れを拭き取る時などにも使えるため、さまざまな用途で活躍してくれます。
しかし、ちょっと待ってください!もしかすると、そのティッシュペーパーの使い方は、傷をつけてしまったり汚れを広げたりと逆効果となっているかもしれません。
やりがち!ティッシュペーパーにおける「絶対NG行為」7選
ここでは、多くの人がついやりがちなティッシュペーパーにおける絶対NG行為を紹介します。理由とともに紹介するので、ついやってしまっていた方は今後やってしまわないように気をつけましょう。
1.トイレに流してしまう
よくトイレットペーパーの代わりにティッシュペーパーを使い、トイレに流してしまう人がいます。しかし、ティッシュペーパーはトイレットペーパーのように水溶性ではないため、流しても水に溶けずに詰まってしまいます。
公共のトイレに「ティッシュペーパーを流さないでください」「トイレットペーパー以外のものを流さないで」と注意喚起されていることがありますが、これは前述した理由が大きく影響しています。
2.メガネ拭きとして代用する
メガネを日常的に使っている人は、メガネクロスの代用品としてティッシュペーパーを使いがちです。形状は専用クロスとよく似ていますが、その構造はまったく異なります。
メガネ拭きとして販売されているクロスは、マイクロファイバーが使用されていることが多く、繊維がとても細かくできています。そのため、メガネのレンズを拭いても傷つけることは滅多にありません。
ただし、ティッシュはメガネのレンズを拭くことを想定して造られていないので、キメが荒く、メガネのレンズを拭いてしまうと傷をつけてしまうのです。汚れもしっかりと落とせないため、絶対にやめましょう。
3.スマホやパソコンの画面を拭く
スマホやパソコンの画面は、液晶ディスプレイが使われています。そのため、キメの荒いティッシュペーパーなどで拭いてしまうと画面を傷つけてしまう恐れがあります。
スマホやパソコンだけでなく、液晶ディスプレイはさまざまな場所に使われています。他のタブレット端末やテレビなども同様です。ティッシュペーパーで拭くのではなく、マイクロファイバークロスや専用クロスを使用しましょう。
4.トイレの便座をティッシュで擦り拭きする
トイレの便座のちょっとした汚れをティッシュペーパーでサッと拭き取っている、という方は多いでしょう。しかし、トイレの便座をティッシュで擦り拭きしてしまうと、意外にも便座が傷ついています。
乾拭きするのではなく、水を含ませて拭くことで傷つけずに済むので、ティッシュペーパーでトイレの便座を掃除する場合は、水やアルコールを含ませてから汚れを拭き取りましょう。
5.鏡をティッシュで乾拭きする
鏡の水垢などの汚れは、一度気になるとすぐに拭き取りたくなりますよね。しかし、その場にあるティッシュペーパーで乾拭きしようとしても、上手く汚れを落とせないだけでなく、汚れを広げてしまったり、鏡を傷つけてしまったりします。
最近では鏡を掃除するためのクロスや掃除アイテムが販売されています。他にも水で薄めたクエン酸をスプレーし、柔らかいクロスやスポンジなどで軽く拭き取る方法もあるので、正しい方法で鏡を掃除しましょう。
6.カメラレンズの埃を拭き取る
カメラのレンズも非常に繊細です。そのため、ティッシュペーパーで乱雑に埃などの汚れを拭き取ろうとすると、あっという間に使い物にならなくなってしまいます。
カメラレンズは、必ず専用のクロスで優しく拭き取るようにしてください。これはスマホなどのタブレット端末に搭載されているカメラレンズも同様です。
7.ペットのお尻などの汚れを拭き取る
犬や猫をはじめとしたペットが排泄した際、お尻などが汚れてしまうことがあります。このような状況で、汚れを取り除くためにティッシュペーパーで拭き取ろうとする人がいますが、こちらもやめてあげましょう。
ティッシュペーパーは、キメが荒く硬さもあるため、ペットの皮膚を傷つけてしまいます。また、痛みを伴いペット自身が嫌がる原因にもなるため、ティッシュペーパーで汚れを拭き取ることは控えましょう。
掃除の際は専用クロスやウェットティッシュがおすすめ
いかがでしたか。ティッシュペーパーはさまざまな代用品として使えるかと思いきや、意外とキメが荒く硬さもあるため、拭いたものを傷つけてしまう恐れがあります。掃除の際はティッシュペーパーではなく、専用クロスやウェットティッシュなどを使うようにしましょう。