引っ越し業者が運べない「荷物」4つ!ダメな理由と対処法は?

引っ越し業者

引っ越しするとき、荷物をまとめさえしておけば引っ越し業者が指定した場所になんでも運んでくれると思い込んでしまうのはよくありません。引っ越し業者であっても、引っ越しで運搬できないものはあります。どのようなものが運搬対象外なのかを把握し、荷造りをするときにより分けておきましょう。

引っ越し業者はなんでも運べるわけではない

引っ越しのイメージ

引っ越し業者は、大きなトラックに荷物を運び入れて運搬してくれるので、なんでも運搬してくれるに違いない!と信じ込んでしまうのはNG。引っ越し業者であっても、運搬できないものはあります。どのようなものが当てはまるのか、把握しておきましょう。

引っ越し業者が運べない「荷物」4つ!

犬と猫 ペット

引っ越し業者が運搬できないものは、以下のものがあります。

1.ペット・家畜などの生体

家の中で共に生活する、家族同然のペット。生きているものだからこそ、家具家電と同じ場所に入れて運搬することはできません。

  • ミニブタ…家畜登録必須
  • 昆虫や魚など

万が一のことが起き、家具家電の下敷きになってケガや死亡してしまったとき、引っ越し業者は責任が取れません。飼い主がよいと思っていたとしても、ペットを運搬することはできないのです。

2.貴重品

貴重品は、引っ越しを行う人自身が大切に保管して引っ越し先に餅降べきです。

  • 現金
  • 高価な美術・骨董品
  • 通帳や印鑑、キャッシュカード
  • 宝石や貴金属
  • 有価証券など

万が一紛失してしまったり、破損してしまった場合、取り返しがつきません。貴重品は自分で責任をもって梱包を行い、自家用車などを利用して運搬しましょう。

3.危険物

引っ越しの際、従業員や荷物を積んだトラックに万が一のことが起こりえる危険物を箱詰めするのは禁止されています。

  • 石油やガソリン
  • 火が出るもの…チャッカマンやライターなど
  • 爆発する恐れがあるもの…花火類
  • 毒物など

従業員に迷惑をかけないためにも、危険物は貴重品とともに自分で責任をもって運搬すべきです。

4.楽器の運搬がオプションについていないのに依頼する

楽器を引っ越しで持ち出したい場合は、引っ越し業者のオプション部分をチェックしましょう。楽器運搬可能と書かれている場合は、比較的安い値段で楽器の運搬が可能です。

しかし、楽器運搬のオプションがないにもかかわらず、引っ越し当日になって楽器の運び出しを要求するのはNG!楽器はデリケートなので、専門業者に依頼するか、専用の梱包を施して移動させるのがベターです。

「引っ越し業者のトラックは大きいから、少しくらい」と思うかもしれませんが、対応していない引っ越し業者に頼み込んでも楽器の運搬は難しい可能性が非常に高いです。

引っ越し業者では運べないものを運搬する方法

ピアノ

引っ越し業者が運搬できないものを運ぶためには、以下の方法があります。

  • 自家用車を用いて運搬
  • 友人などの力を借りて、車で運搬
  • 骨董品の場合は、運送会社に依頼
  • 楽器は専門業者に依頼

動物は、人間と同じように激しい温度変化や上下左右の揺れにはあまり強くありません。ペットを連れて引っ越しを行うときは、自家用車で適切な温度で凹凸や左右に曲がる回数が少ない道を選んで移動しましょう。

まとめ

引っ越し業者は、なんでも運搬できるわけではありません。利用しようと考えている引っ越し業者のオプションを確認し、運搬できるものとそうでないものを分けてまとめておきましょう。

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