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縫製工
縫製工とは工場で衣服、ジャケット、帽子などアパレル製品をミシンで縫い合わせていく職業です。学歴は問われず無資格でも働けるということもあり、中高年のパート主婦の就業者が多いです。
現状、縫製工の給与水準は、そこまで高いわけではありません。しかし、アパレル業界は今後大きく変わっていくことが予想されている業界。大量生産からの脱却が進行しており、個人に合うよう幅広いバリエーションで少量生産が好まれやすくなってきています。EC化の普及、海外マーケットへの進出といった変化も挙げられます。
こうした変化に対応し続けていくためには、技術の高い縫製工たちが必要となり、ニーズ・価値も高まっていく可能性があります。
介護職員
介護は将来、AIや機械に代替えされにくい職業のひとつ。高齢化という背景もあるため、今後も需要は高まっていく業界です。病院や老人ホーム、在宅サービスなど働き先も様々。介護職員以外にも食べやすい介護職を用意できる調理員のニーズも高まっていきます。
ただし、介護の仕事は従業員の負担も大きく労働環境は勤める職場によって大きく差が生じます。また給料などの待遇も職場や地域によって異なります。介護職員で失敗しないためにも、職場は慎重に選定してから入職されることを推奨します。
歯科助手
意外かもしれませんが、将来収入アップする職業として歯科助手も挙げられます。歯科医師・歯科衛生士などと異なり無資格で働ける歯科助手は、その分現状の収入も低め。
しかし今後、AIやロボットが普及すると歯科医師の業務は少なくなる一方、治療以外の現場業務を一通り行う歯科助手の仕事はなくならないとも言われています。むしろ、歯科治療を施すロボットの手入れなどを行う業務が増える可能性もあるため、給与水準も高まる可能性があります。
また歯科助手は治療のアシスタントなどに関わるため歯科に対する知識を深めやすいです。中には歯科助手を経験してから歯科衛生士の国家資格を取得し、収入アップされる方もいます。
ただし、歯科助手の給与や待遇は勤める歯科医院によって異なるため、働く場所は慎重に選ぶことをオススメします。
まとめ
給与水準が長らく上がっていない日本ですが、中には今後需要と価値が高まっていくと予想されている職業も存在します。あくまでも予想であり給与を上げるには相応の実力が求められますが、そうした情報を知っていると知らないでは、大きく差が生じます。
今回紹介したのは上がりやすい職業の一部だけです。世の中には今後、大きく年収アップするかもいしれない仕事がたくさん存在します。
転職・就職するときは、そうした情報もリサーチしてみてください。