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羽毛布団でも寒い!真冬に見られやすい現象の原因とは
真冬の掛布団は、羽毛布団を使用するという人が多いのではないでしょうか?毛布とは違った、ちょうどよく気持ちがいい暖かさを感じられるので、羽毛布団を使えば冬は乗り切れると思っている人も少なくありません。
でも、羽毛布団を使っているにもかかわらず、思うように暖まらないとなると困りますよね。どうして羽毛布団を使っているにも関わらず寒さを感じてしまうのでしょうか?
羽毛布団でも寒いと感じる3つの原因!
羽毛布団を使っているにもかかわらず寒さを感じる原因は、以下のものが考えられます。
1.羽毛布団内に湿気がある
羽毛布団の中に湿気があると、空気を含んで暖かくなる羽毛布団が持っている能力を引き出しにくくなってしまいます。
- 押し入れなどの、湿気が多い場所に収納している
- 寝ている間に、使用している人の汗を吸収している
羽毛布団の内側に侵入した水分を蒸発させるための、天日干しなどをして水分を蒸発させるのが有効な手段です。布団乾燥機を使用するのも有効ですが、高温の温風を羽毛布団にあて続けると、羽毛に付着している油分が破壊されてしまうので注意してください。
2.羽毛布団のボリュームが落ちている
羽毛布団のボリュームが落ちていると、布団内に空気が十分入らないので暖かくなりにくくなってしまいます。
- 寿命でボリュームが落ちている…平均寿命は10~15年。高品質のものは30年くらい使用できるものもある。
- 羽毛布団の内側に湿気が侵入している
- メンテナンスを行わないまま、継続使用した
羽毛布団のボリュームが落ちているときは、布団を軽い力で叩いて中の羽毛を均等にするだけでもボリュームが復活することがあります。
3.布団に隙間が空いている
どんなに暖かい羽毛布団を使っていたとしても、布団に隙間が空いていると、布団の中の温度が下がって寒さを感じやすくなってしまいます。布団の隙間が空いていないかをまず確認し、ベッドや敷布団のサイズにあった羽毛布団を使いましょう。
今すぐ温まる裏ワザとは
羽毛布団を使ってすぐに暖まる方法は、以下のものがおすすめです。
- 羽毛布団の内側に空気を入れるため、パタパタ振ってボリュームアップ
- カバーと羽毛布団がバラバラの動きをしていないか確認…内側に羽毛布団とカバーをしばりつける紐があるものを使用するのがおすすめ
- 羽毛布団の上から、軽い夏用のタオルケットをかける…重いものは羽毛布団の空気を外に押し出してしまうのでNG
上記のような工夫に加えて、時間がある場合は湯たんぽの準備をしておくとさらに暖かく眠れるようになりますよ。
まとめ
羽毛布団の状態を整えて、就寝時暖かい状態でぐっすり眠れるよう工夫しましょう。羽毛布団の状態を正しく把握し、状態によっては打ち直しや新調も視野に入れて対策を練ってみてください。