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朝ごはんに脂っこいものや甘いものは危険!
朝ごはんは1日の体のエネルギー源となる大切な食事です。時間がないから、作るのが面倒とつい抜いてしまったり、簡単な市販品だけで済ませたりしていませんか。
実は、朝ごはんを抜いたり脂っこいものや甘いものを食べてしまうと、体に負担がかかりやすくなります。また、ダイエット中の人の場合は太りやすくなる原因にもなるため、バランスのとれた食事を意識することが大切です。
特にタンパク質を多めに摂ることが重要なので、タンパク質を含む食材を使ったメニューを積極的い取り入れてみましょう。
朝ごはんで食べるべきではない「食べ物」4選
朝ごはんは、1日を健康的に乗り切るためのエネルギー源を適切に摂取することが重要です。ここでは、朝ごはんで食べてしまうと健康やダイエットに悪影響を及ぼす食べ物を紹介します。やりがちな朝食メニューが実は体に負担をかけているかもしれません。
1.菓子パン
市販されている菓子パンは、糖分や脂質が驚くほど多く含まれています。カロリーも非常に高いため、朝ごはんに食べてしまうと一気に血糖値が上がり、血糖値を下げようとする働きによって脂肪分として蓄積されてしまいます。
すると、太りやすい体質になってしまったり、低血糖により頭痛や倦怠感、ふらつきといった症状が起きやすくなります。仕事や勉学に集中できないといった支障が生じやすくなるので、朝ごはんに甘い菓子パンは控えましょう。
2.ベーコンやソーセージなどの加工肉
ベーコンやソーセージなどの加工肉は、脂質がたっぷり含まれているものが多くあります。そのため、脂肪分として体に蓄積されやすく、太りやすい体質になってしまうのです。
さらに、加工肉にはそもそも普通の肉よりも多くの脂肪分が含まれています。これにより、悪玉コレステロールの増加や脳卒中のリスクを高めてしまうなどの危険性も注意喚起されています。
3.トーストした食パン
朝の定番食品ともいえるトーストされた食パンですが、実は心臓病や認知症の原因とも考えられている「トランス脂肪酸」が含まれています。
さらに主な原材料として使われている小麦粉は、多くの糖質が含まれています。そのため、血糖値が急激に上昇することで太りやすくなったり、低血糖症状を引き起こしやすい食べ物でもあるのです。
4.糖分の多いシリアル食品
「シリアル食品は朝に食べるものじゃないの?」と思われる方も多いでしょう。シリアル食品の中には、たしかに朝ごはんとして適した製品も販売されています。しかし、一方で糖分が多く含まれているシリアル食品も多く販売されているので、注意が必要です。
前述している通り、糖分を朝に過剰摂取してしまうと、太りやすくなったり低血糖の症状を引き起こしたりします。
健康に良いイメージの強いシリアル食品を食べて低血糖を引き起こしては元も子もありません。なるべく糖質が含まれていないシリアル食品を選びましょう。
コーヒーやジュースも控えるべき!
食べ物ではありませんが、コーヒーやジュースといった飲み物も控えるべきです。ジュースには多くの糖分が含まれており、コーヒーには多くのカフェインが含まれていることが原因です。
コーヒーに含まれているカフェインには、血糖値の上昇を促す働きがあります。そのため、甘いものと一緒に摂取してしまうと、より血糖値が急上昇し、肥満を促進、さらに血糖値を下げようとする働きにより、低血糖症状を引き起こす危険性があるのです。
特に砂糖やミルクの入っている微糖コーヒーやカフェオレなどは、コーヒーそのものに糖分が含まれているので危険です。朝には飲まないようにしましょう。
朝ごはんに適したメニューや食べ物は?
では、朝ごはんにはどのようなメニューが適しているのでしょうか。1日のエネルギー源となる朝ごはんに、なるべくタンパク質を使い、さらに糖分や脂質を控えることのできる食べ物は以下の通りです。
- 卵を使った料理
- 納豆
- チーズ
- りんご
- 五穀米
- 味噌汁
- 魚料理
ご覧の通り、和食に使われるような食べ物は、朝ごはんに適した食べ物ばかりです。毎日の朝ごはんを和食にすることで、太りにくく血糖値も上がりにくくなるといわれているので、ぜひ朝ごはんのメニューは積極的に和食を取り入れてみてください。
朝ごはんに和食は最適!バランスのとれた食事を
いかがでしたか。朝ごはんに血糖値の上がる食事を摂ってしまうと、その後、1日倦怠感やふらつきに襲われやすくなります。朝ごはんには和食などタンパク質を含み、血糖値が上がりにくいバランスのとれた食事を摂るように心がけましょう。