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石油ストーブと電気ストーブの違い
寒い時期になると、ストーブが欠かせなくなります。ストーブとひと口に言っても、種類があります。今回は、石油ストーブと電気ストーブの違いをまとめました。
- 石油ストーブ…石油を燃やして火をおこし、室内を温める
- 電気ストーブ…電気の力で熱を発して、室内温度を上げる
双方にはよい面とそうでない面があるので、自宅にあったものを選んで使用しましょう。
石油ストーブと電気ストーブ、どっちがいいの?
石油ストーブと電気ストーブの具体的な違いについての、具体的な情報をまとめました。
購入価格時の違い
まず気になるのが、購入価格の違いです。石油ストーブと電気ストーブ、双方の平均的な販売価格をまとめました。
- 石油ストーブ…1~2万円前後、3万以上のものもあり、高級で大型のものは10万円以上
- 電気ストーブ…足元を温める小さなものであれば3,000円~の価格で、大きくて室内全体を温めるものは3万円以上
まず確認しておきたいのが、どのような使い方を想定しているかという点です。室内全体を温めるものであれば、それなりの値段がします。しかし、足元や自分の周辺だけを温めればよい場合は、小さなもので価格を抑えることが可能。
小さなサイズを希望しているのであれば、電気ストーブを使う方が価格を抑えて効率よく使用できるかもしれません。
暖かさの違い
石油ストーブと電気ストーブでは、暖め方が異なるので、適材適所で使い分けるのが賢い使用方法です。
- 石油ストーブ…部屋全体を暖める
- 電気ストーブ…自分がいるこの場所だけを暖める
生活空間全体を暖めたいときは石油ストーブを使用し、作業をするときなどは電気ストーブを使うのがおすすめです。
消費料金の違い
石油ストーブと電気ストーブを使用するとき気になるのが、コスト面です。
- 石油ストーブ…灯油代+電気代で、1日8時間使用の場合、1ヶ月約4,000~5,000円
- 電気ストーブ(500W)…電気代のみ、1日8時間使用の場合、1ヶ月約3,500円
使い方や物価によって使用料金は異なりますが、大きな差が発生しにくい印象。灯油の価格が上がっている場合は、電気ストーブを使用するなどすると、コストを抑えやすくなります。
平均寿命の違い
購入、使用する場合、どれくらい使用できるかという面もチェックしておきましょう。
- 石油ストーブ…約5~7年ほど
- 電気ストーブ…約6000時間で、1日8時間計算の場合約5年ほど
使用時間が長くなると、双方ともに劣化しやすくなるので平均寿命は短くなりやすいです。
石油ストーブと電気ストーブを扱うときの注意点
石油ストーブと電気ストーブを使用するときは、使用方法に注意しましょう。
- 可燃性のものを近くに置かない…雑誌や衣類など
- 衝撃を与え、転倒させない
- つけっぱなしにして、外出や就寝しない
石油ストーブを使用する場合は、定期的な換気も欠かせません。正しい使用方法を守り、安全面にも配慮して、室内や自分の周囲を快適な環境に保ちましょう。
まとめ
石油ストーブと電気ストーブは、双方異なる特徴を持っています。正しい使用方法を守り、寒い冬を乗り切りましょう!