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お風呂の赤カビ、放置は禁物!
赤カビは、お風呂だけでなく洗面所などの水回りに発生します。ピンクっぽいカビなので、一見「放置しても大丈夫かな?」と思うかもしれませんが、放置は絶対厳禁!そのままにしてしまうと、大惨事を招くもとになってしまうかもしれません。
どうして赤カビを放置してはいけないのか、理由をまとめました。
お風呂の赤カビを今すぐ掃除すべき理由
お風呂に発生した赤カビをすぐに除去すべき理由をは、以下のものが挙げられます。
1.黒カビを呼ぶ
赤カビそのものは、人体に対して悪影響を及ぼす力は持っていません。赤カビそのものは酵母菌であり、真菌の仲間とされています。赤カビだけがたくさん発生しても、ほぼ無害です。
しかし、赤カビの繁殖は黒カビを呼ぶきっかけになってしまいます。黒カビは赤カビを餌にして繁殖する、有害なカビ。黒カビが多く発生すると、アレルギーやぜんそくなどの健康被害が発生しやすくなるので注意が必要です。
また、黒カビは一度発生すると根が深いため、除去するのが大変!表面だけこすり落としても、根が残っている限り何度でも発生する厄介者です。
2.繁殖力が高い
赤カビは、繁殖力が非常に強いのが特徴です。小さな赤カビの発生を見落としてしまうと、一気に増えてしまいます。小さなうちに除去するのが鉄則ですが、放置したものを一掃することも可能です。
しかし、赤カビを一掃してもほんのわずか残ったかけらから、再度繁殖することがあるので要注意!除去したとしても、掃除の仕方が甘いと約2日ほどでまた発生してしまいます。根を張らず、除去が簡単だからといって、甘く見てしまうのは危険なカビなのです。
お風呂の赤カビの落とし方
お風呂の赤カビは、ただ単純にこすっただけでは除去しきれないことが大半です。しっかりと除去するためには、再度こすり洗いだけでなくいろいろな方法を試してみましょう。
- 重曹を使う…アルカリ性なので、赤カビに有効。粉末を床に振りかけて、スポンジでこすり洗いし、洗い流せば掃除完了
- 塩素系漂白剤で除去…徹底除去を目指すときに有効。10倍に薄めた塩素系漂白剤を赤カビに振りかけて15分ほど置き、水で洗い流す。お風呂用洗剤で再度洗って、乾いた布で拭き上げる
- エタノールと歯ブラシで除去…エタノールをしみこませたペーパーを赤カビの上から湿布して15分ほど置き、歯ブラシでこすり落とす
上記のものは、家庭内にあるものなので、気軽に掃除可能です。他の場所を掃除するついでに浸け置きを行い、他の家事の合間を見て赤カビの除去を行いましょう。長時間掃除に時間がかかるわけではないので、赤カビを見つけ次第掃除を行うのがおすすめです。
まとめ
赤カビは、放置してしまうと黒カビを呼んでしまうことがあるので要注意!黒カビを発生させないためにも、赤カビを正しい方法でこまめに除去しましょう。