目次
「あけましておめでとう」っていつまで使えるの?
新年が開けて元旦を迎えてしばらくの間は、新年が開けて初めて顔を合わせた人には「あけましておめでとう」とあいさつしあいますよね。新年を祝う言葉で、元旦以降の一定期間は違和感なく使用できます。
でも、ある程度時間が経ってしまうと、新年のあいさつをしてもいいのか疑問を持ちやすくなるものです。相手に失礼がないよう、新年のあいさつはいつまで使えるのかをチェックしておきましょう。
「あけましておめでとう」を言うべき期間と、適切ではなくなる時期
新年のあいさつが使用できる期間と、使うべきではない期間についてまとめました。正しく使用期間を守って、新年を祝いましょう。
「あけましておめでとう」が使える期間
「あけましておめでとう」と新年を祝う言葉が使える期間は、地域によって若干ばらつきがあります。
- 全国的に多いのは、1月7日まで
- 伝統を重んじる地域(関西地方)では、1月15日ごろまで
小正月まで正月飾りを出しておくことが多いので、小正月までは「あけましておめでとう」とあいさつをしても問題ありません。とはいっても、1月7日までが一般的となっている地域が多いので、住んでいる地域によって使い分ける必要があります。
「あけましておめでとう」を使うのが適さなくなる時期
1月7日以降や小正月以降の時期になると、お正月気分は終了!通常の日常に戻るので、「あけましておめでとう」を相手を選ばず使用していると、状況によっては冷めた視線を向けられてしまうことがあります。
気心の知れた人であれば、適正期間が過ぎていたとしても使用することは可能ですが、そうでない場合はしっかりと相手を見て「あけましておめでとう」というあいさつを使用すべきかどうかを見極めましょう。
どうすればいいか困ったときの挨拶
新年のあいさつである「あけましておめでとう」という言葉を使うには時間が経っているけれど、今年初めて顔を合わせた相手だった場合は、以下のような言い回しをするのがおすすめです。
- 昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。
- 新年のごあいさつが遅れましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
年賀状のやり取りやSNSでのつながりがない相手であれば、顔を合わせたときに新年のあいさつを行うのがマナーです。お正月を過ぎてしまったからといって、新年の挨拶をスルーして平常通りのあいさつをしてしまうのはよくありません。
まとめ
「あけましておめでとう」というあいさつは、使える期間があります。その期間を把握しておくことで、新年が開けて初めて顔を合わせる人に不快な思いをさせずに済みますよ。