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親しき仲にも礼儀あり!言動のせいで友達を失うのは一瞬
古くからの付き合いやとても親しい間柄の友達であっても、相手への思いやりを忘れてはいけません。
親しければ親しいほど、つい言い方が粗雑になってしまったり思いやりにかけた発言が多くなりがちですが、自己中心的な言動が増えると親しい友達であっても不快感を覚え、やがて離れていってしまいます。
人間関係において、信用を築くことは簡単ではありません。しかし、身勝手な行動や思いやりのない発言が原因で、友達を失ってしまうのは一瞬です。「気づいたら周囲から友達が離れていった」となる前に、自分の友達への言動を見直しましょう。
関係修復は難しい…友達を失ってしまう「絶対NG行為」5選
では、どのような行為が親しい友達を失ってしまう原因となるのでしょうか。とても親しい相手であっても、相手を思いやる気持ちや寄り添うことを忘れてはいけません。
1.高圧的な物言いや態度
親しい間柄になると、つい言い方が強くなってしまうという人は少なくありません。腹を割って話せたり気兼ねなく発言できたりすることは悪いことではありませんが、思いやりの精神は忘れてはいけません。
高圧的な態度や上から目線な物言いは、相手を不快にさせるだけでなく、不安にさせたり恐怖を植え付けてしまう恐れもあります。すると、相手も「この人と一緒にいても楽しくない」「会うのが苦痛」と感じるようになり、徐々に離れていってしまうのです。
2.自己中心的な言動
「親しい間柄だから、自分勝手な行動をしても許されるだろう」という考えは危険です。親しくなれば、ある程度、会話の内容や行動を寛容に受け止めてくれる人も多いですが、あまりにも自己中心的な言動が目立つと、周囲は徐々に遠ざかっていってしまいます。
一緒に会う約束をするにしても、毎回自分の行きたい場所ばかり指定したり、自分の気分で相手を振り回したりする言動は、多くの人が不快に感じます。
「一緒にいると疲れる」「ご機嫌取りはうんざり」といった感情が芽生えだし、やがて友達を失ってしまう恐れがあるので注意しましょう。
3.約束を守らない
親しくなればなるほど、お互いの約束事を疎かにしがちになる人は珍しくありません。特に、古くからの付き合いがある人であれば「自分のことをわかってくれるだろう」と慢心し、些細な約束を守らなくなる人は意外にも多いです。
しかし、約束を守らないという行動は、根本的に人からの信用を失う行為です。約束事はもちろん、時間を守らないといった行動も何度も続けば呆れられてしまいます。
「この人は信用できない」「自分のことを軽視している」と思われ、友達を失ってしまう要因になるので、必ず約束や時間は守るようにしましょう。
4.聞いた話を他人に漏らしてしまう
友達から聞いた話が面白かったから、誰かと共有したいから、と他の友達や知人に漏らしていませんか。特に女性は噂話が好きな人が多い傾向にあるので、こうした信用を失う行動には注意が必要です。
また、他人から聞いた話を親しい友達に話してしまうという逆パターンもありますが、これもNGです。他人の噂話を聞くことで「自分の話も他人に漏らされているかも」と不信感を抱く人は多くいます。
このような言動に、「自分の情報を漏らされないために」と少しずつあなたから離れていってしまう人がいても不思議ではありません。
5.自分からアクションを起こさない
友達が離れていってしまうNG行為には、友達に誘ってもらうのを待ってばかりで、自分から誘ったり声をかけたりしないといった態度も当てはまります。アクションを起こさないから無難、ということはありません。
友達というのはお互いが対等な立場で初めて成り立つ関係です。相手ばかりあなたのことを誘っていては「本当は誘われることを億劫に感じているのではないだろうか」「私ばかり誘っていてなんだか不安」と相手に不快感を覚えさせてしまいます。
「自分から行動を起こしていなかったら、次第に連絡が取れなくなってしまった」という経験を持つ人も多いでしょう。相手が自分ばかりアクションを起こしていることに対して、不満を抱いていたことが影響している可能性は大いにあります。
関係が崩れてしまった友人と再び元の関係に戻るためには
「最近、連絡が来なくなった」「誘っても断られるようになった」という変化に心当たりのある方は、相手の信用を失っている可能性が高いです。
関係が崩れてしまった友人と関係修復することは簡単ではありません。以下のように相手を思いやる気持ちを再度見直し、少しずつ始めから関係を築いていく必要があります。
- プライドを捨てて自分からアクションを起こす
- 時間や約束は必ず守る
- ペラペラと他人に聞いた話を漏らさない
- 悪口や陰口はなるべく控える
- 高圧的な態度や上から目線な発言は避ける
- 相手の気持ちに寄り添う態度や声かけを意識する
- 繊細な部分にズカズカと入り込まない
- 傷つけたり悲しませたりするような発言をしない
1つ1つチェックしてみると、人間関係において当たり前のことばかりです。しかし、親しくなればなるほど、相手に無遠慮な言動が増えがちになるので、今一度、自分の言動や態度を見直し、少しずつ距離を縮めていきましょう。
親しい間柄でも相手への思いやりは忘れずに
いかがでしたか。親しい間柄であっても、相手を思いやる気持ちを忘れてはいけません。「最近、あまり連絡を取っていないな」と覚えのある友達には、言動や態度を見直し、ぜひ自分から連絡を取ってみましょう。