目次
牛乳は賞味期限が短い…開封後は2〜3日以内が消費期限に
牛乳は飲料としても調味料としても活躍する優秀な食品です。しかし、賞味期限が短く、多くの牛乳は製造から1週間、あるいは2週間を目安に賞味期限が定められています。
また、牛乳は開封してしまうと消費期限が2〜3日と一気に短縮されるため、使い切れずに捨てることになってしまったという経験を持つ人も少なくありません。
どうにか賞味期限、あるいは消費期限が切れてしまった牛乳を有効活用する方法はないかと考えたことがある人も多いのではないでしょうか。
少しでも牛乳を長持ちさせるコツは?
賞味期限の短い牛乳を少しでも長持ちさせるために、以下のようなコツがあります。
- 持ち帰ったらすぐに冷蔵庫にしまう
- 未開封の牛乳はドアポケットに入れない
- 開封後は開け口をクリップなどで留めて密封する
- すぐに飲みきれない場合は小さめの牛乳を購入
- 製氷皿などで冷凍保存する
牛乳は傷みやすいため、持ち帰ったらすぐに冷蔵保存し、未開封の牛乳は衝撃を避けるため、ドアポケットではなく冷蔵庫の棚に保管するようにしましょう。
また、開封後は開け口をクリップなどで留めて密封したり、そもそもいつも飲み切れないとわかっている場合は、小さめの牛乳を購入し、開封後も冷蔵庫棚に収納することをおすすめします。
普段から牛乳を調理に使うことが多い場合は、製氷皿に入れたり紙パックごと冷凍保存する方法もあります。調理に使う時は、使う分だけを取り出し解凍することで、冷凍保存している牛乳を約1ヶ月長持ちさせることができますよ。
賞味期限切れの牛乳を活用!「5つのアイデア」とは
牛乳は賞味期限が切れたからといって必ずしも捨てなければいけないとは限りません。賞味期限切れ、あるいは消費期限が切れた牛乳は、口に入れるのではなく、別の場所に有効活用してみましょう。ここでは賞味期限切れの牛乳を活用するアイデアをご紹介します。
1.お風呂に入れて牛乳風呂に
なんと賞味期限が切れた牛乳は、お風呂に入れて牛乳風呂として楽しんでいるという人もいます。熱すぎるお湯は匂いがキツくなってしまう恐れがあるので、試す場合はぬるめのお湯に入れることをおすすめします。
ちなみに、牛乳風呂は保湿効果や毛穴汚れの除去、コラーゲン生成の促進、シワやシミの症状緩和など、美肌効果が高いとされています。
1回につき500mlほど入れると、匂いや色味、効果などがちょうど良く感じます。ちなみに、肌が弱い方はアレルギー反応が出てしまう恐れがあるので、まずはパッチテストをしてから試してみましょう。
2.観葉植物のお手入れに
実は、牛乳に含まれている脂肪分は観葉植物のお手入れにも役立ちます。牛乳をティッシュペーパーで含ませ、葉の表面などを軽く拭いてあげると、脂肪分によってツヤが出るのです。
また、水で薄めた牛乳スプレーを観葉植物に吹きかけることで、害虫駆除の効果も期待できます。観葉植物を育てているという方は、ぜひ賞味期限切れの牛乳を有効活用してみてはいかがでしょう。
3.白い靴の頑固な汚れ落としに
白い運動靴や上履きは、すぐに黒ずんでしまいますよね。そんな時は、賞味期限が切れた牛乳の出番です!牛乳を布に染み込ませ、汚れを落とすように磨くことで黒ずみを落とすことができます。
もちろん、洗剤や漂白剤を使った方が効果的ですが、水洗いでは落ちないけれど、漂白剤を使うほどではない…という黒ずみ汚れならば、賞味期限の切れた牛乳を有効活用することで、漂白剤を1回分節約することができますし、牛乳を無駄にせずに済みます。
4.トイレ掃除に
賞味期限が切れた牛乳だからこそ使えるアイデアに、トイレ掃除があります。実は、賞味期限が切れた牛乳はアンモニア成分が少しずつ生成されます。そのアンモニア成分が、トイレの汚れに効果的なのです。
もしも牛乳の賞味期限が切れてしまったときは、ぜひトイレ掃除に活用してみてください。1回分のトイレクリーナー節約にもなりますよ。
5.服についた油汚れ落としに
ボールペン汚れや油汚れなど、服についてしまうと水洗いだけではなかなか落とすことができません。場合によっては、そのまま滲んでしまい被害が広がってしまうことも…。
しかし、牛乳ならば油汚れ全般に効果があるため、水洗いするよりもしっかりと汚れを落とすことができます。頑固な油汚れの場合は、牛乳を浸して古くなった歯ブラシでこすり洗いした後、水で注ぎましょう。
賞味期限が切れた牛乳は捨てずに有効活用して!
いかがでしたか。牛乳はすぐに賞味期限が切れてしまいますが、その後もアイデア次第で有効活用できる代物です。賞味期限が切れたからとすぐに捨てるのではなく、ぜひ今回紹介したアイデアを参考に有効活用してください。