「病みやすい人」の性格や特徴6つ 前向きに考えるためのコツは?

落ち込んでいる女性

心が病むとは、メンタルの状態が不安定なことをいいます。現代社会では、さまざまなことが便利になっている一方で、マルチタスクなどによって心を病む人が増えていることも指摘されていますよね。病みやすい人の性格や特徴と、前向きになるコツをご紹介します。

「病みやすい人」の性格や特徴6つ

頭を抱え込んでいる女性

生きていれば心が疲れることは誰でもあります。病みやすい人の性格や特徴を知っておくことで、心の病が悪化するのを防げたり、身近な人のメンタルが不安定な時に役立つはずですので、確認しておきましょう。

1.真面目

真面目な人は物事がうまくいかないと、それを自分の責任だと思う傾向があります。何に対しても真剣に向き合い、周りからの評価も高く、頼りにされることが多いため、つい自分を追い込んでしまいがち。

そして、心身が疲れて病んできても、自分では気づかないことも多いため、心の不調が知らず知らずのうちに悪化しやすいので注意しましょう。

2.繊細で神経質

繊細で神経質な人は、環境になかなか馴染めず、溶け込むまでの間で心を病んでしまうこともあります。不安や心配を感じやすいので、他の人なら気にならないことにも落ち込んでしまったり、些細なことで自信を失い、結果的にうつ病などにもなりやすい傾向があるようです。

3.内気な性格

内気でコミュニケーションに苦手意識のある人もメンタルが不安定になりがちです。なかでも、他人からの言動に傷つきやすく、ストレスの発散が苦手なタイプは、自分の気持ちをありのまま表現できないことで、ストレスが積もり積もって心が病んでしまいがちです。

4.完璧主義

完璧主義の人は「ねばならない」「であるべき」という考え方で、自己否定を繰り返す傾向があります。また、失敗に対する恐れや不安から、無意識で目の前の課題を先延ばしにしてしまい、それがまた自分を責める原因になってしまうことも。

自分にも他者にも完璧を求めるあまり、悪循環を生みだすことで心が病んでしまうため、まずはありのままの自分を受け入れることから始めるとよいでしょう。

5.責任感が強い

責任感が人一倍強いと、辛いことがあっても他人に弱音を吐けないことも多く、ネガティブな感情を1人で抱え込んでしまいやすいです。

また、休息が必要な状態になっても「人に迷惑をかけられない」という思いから、休養の時間を拒否する傾向も強いとのこと。気が付くと、心も体もかなり疲弊して、うつ症状が突然悪化してしまうケースも多いようです。

6.生まれつきの気質

心が病みやすい人の中には、HSPと呼ばれている、生まれつき神経質で繊細な気質を持っているタイプも少なくありません。HSPとは「繊細さん」とも呼ばれ、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略語です。

HSPの特徴は感受性が高いこと。周囲の刺激や影響に敏感でストレスを受けやすく、その結果、不安になったりうつ症状のような心身の不調をきたすことがあると言われています。

前向きに考えるためのコツ

オフィス街の笑顔の女性

心の疲れを感じやすかったり、精神面における健康が不安定な人は、自分では気づいていない人も少なくないようです。心の病気を悪化させないためには、自分の状態に気づいてあげることも大切ですよね。

つい、自分を責めてしまったり前向きになれない、と言う人は考え方を少し変えてみることを意識しましょう。

  • たまたまうまくいかないタイミングだった
  • ちょっと疲れているのかもしれない
  • 深く考えすぎているだけ

例えば上記のように、いつもより少し気楽に物事を受け止めてみてはいかがでしょうか。他にも前向きになるコツをご紹介します。

  • いつも笑顔を心がける
  • 運動をして気持ちをリフレッシュする
  • 前向きな人と一緒に過ごす
  • できるだけ好きなことや楽しいことに取り組む
  • 長所に目を向ける
  • いつも感謝の気持ちを持つようにする
  • 明るい色の服を着る
  • 人の目を過度に気にしない

以上のことを参考にしてみて下さい。

つらい時は無理せず専門機関を頼ることも大切

生きていれば心が病むことは誰でもあります。一見、いつも笑顔で悩んでいないように見える人でも本当は悩みを抱えているケースもあるでしょう。

また、一人ひとり気質や体質は異なります。人と比較して「自分はダメだ」と過剰に落ち込んだりせず、心の疲れが続く場合は、医師や専門機関に頼ってみることをおすすめします。

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