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つい手が濡れたまま違う作業に移ってしまう…危険かも!
外から帰ってきた時に、料理をする前に、掃除をした後に…と、1日を通して手を洗う頻度はとても高いですよね。忙しい時は、つい濡れた手を拭かずに次の作業に移ってしまうという人もいるのではないでしょうか。
しかし、手が濡れたまま違う作業に移ってしまうと、思いもよらないさまざまな危険を引き起こす恐れがあります。手を洗った後、あるいは手が濡れた後は、必ず水分を拭き取ってから次の作業に移るようにしましょう。
濡れた手は雑菌の温床になることも
手が濡れたまま次の作業に移ってしまうと、あらゆる危険が考えられます。また、濡れた手は雑菌にとって住み心地のいい環境なので、雑菌繁殖の温床となってしまう恐れがあるのです。
濡れた手のまま次の作業に移ってしまうことで、家の中が濡れてしまうだけでなく、雑菌を家中にばら撒くことになってしまうかもしれません。
こうしたリスクを考えて、濡れた手をそのまま放置するのではなく、きちんと洗った直後にハンカチやタオルで拭くようにしましょう。
手が濡れたまましてはいけない絶対NG行為5選
手が濡れたまま放置していると、さまざまなリスクが懸念されます。ここでは、手が濡れたまましてはいけない絶対NG行為とその理由を紹介します。心当たりのある方は今すぐやめましょう。
1.手を濡れたまま放置
先ほど話に出てきましたが、手を濡れたまま放置してしまうと、手の上で雑菌が繁殖してしまい、知らぬ間に雑菌の温床となっている恐れがあります。
雑菌が繁殖した手で次の作業に移ってしまうと、家中に雑菌をばら撒くことになったり、料理や食事を経て雑菌が体内に侵入してしまい、腹痛や下痢、嘔吐といった食中毒を引き起こす危険性もあるでしょう。
手は濡れたまま放置するのではなく、洗った直後にハンカチやタオルで水分を拭き取るようにしてください。
2.濡れた手で家電製品を扱う
手が濡れたまま家電製品を扱ってしまうと、手に付着した水分を通して感電してしまう危険性があります。
実際、お風呂上がりに手が濡れた状態のままドライヤーを使おうとスイッチを入れてしまったところ、ドライヤーの電気が水分を通して体に伝わってしまい、感電事故が起こったというケースが報告されています。
他にも家の中には多くの家電製品があります。濡れた手のまま触れたり使ったりすることは避けてください。
3.濡れた手でコードのプラグを抜き差しする
家電製品を扱うことはもちろん、濡れた手で家電製品のコードのプラグを抜き差しする行為も絶対にしてはいけません。
コードのプラグ部分は、常に電気が通っている状態です。電気を濡れた手で触ることと同じ行為と言っても過言ではないため、感電してしまうリスクが高まります。
コードのプラグを抜き差しする際は、必ず手に付着した水分を拭き取ってから扱うようにしましょう。
4.濡れた手でスマホ操作する
濡れた手でスマホを操作することも控えてください。気をつけていても、手に付着した水分が画面に付着したり、スマホの充電口などから水が侵入してしまい、スマホの調子が悪くなってしまう原因になったりします。
また、濡れた手でスマホを操作すると、なかなか反応してくれなかったり、誤作動を起こしたりすることもあるでしょう。
濡れた手でスマホを操作すると、不具合を引き起こすだけでなく、操作性も悪くなってしまうので、快適に使用するためにも手を拭いてから使ってください。
5.濡れたままの手をアルコール消毒
最近は、手を洗った後にアルコール消毒する人も増えています。しかし、手を洗い、濡れた状態のままアルコール消毒をしてしまうと、アルコール濃度が薄まり、殺菌効果が下がってしまいます。
特に外出先などでは、ハンカチを取り出すのが面倒だったり、つい目の前に置かれているアルコール製剤を先に手に取ってしまったりすることもあるでしょう。
しかし、せっかくアルコール消毒しても効果が得られないのでは意味がありません。必ず手から水分を拭き取ってアルコール消毒してください。
濡れた手で次の作業に移るのは危険!必ず手を拭いて
いかがでしたか。濡れた手で次の作業に移ってしまうと、さまざまな危険性や得られる効果の減少が考えられます。濡れた手を放置することはやめて、必ずハンカチやタオルで水分を拭き取ってから次の作業に取り掛かりましょう。