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美味くて楽チン!スーパーのお惣菜を活用する人は多い
「今日の夕飯のおかずは何にしよう」と悩みながらスーパーへ立ち寄ると、つい調理されたお惣菜に目がいってしまいますよね。忙しい人ならば、スーパーのお惣菜が大活躍しているという方も多いでしょう。
最近のスーパーのお惣菜は、種類も豊富で美味しいものがとても多く並んでいます。夕飯のおかずを作る予定だったけれど、お惣菜を目の前にして食べたくなったと手に取る人も少なくありません。
スーパーのお惣菜の中には品質が著しく低下しているものも
美味しくて調理いらずな楽チン食品のお惣菜ですが、実はスーパーのお惣菜の中には、家で調理するよりも品質が著しく低下しているものも多くあります。
また、中にはスーパーの裏側で冷凍食品を解凍しているだけ、というお惣菜もあり、こうしたお惣菜は食感が悪くなっていたり、使われている原材料が国産でないなどのデメリットもあります。こうしたデメリットを理解した上で、ご家庭の食卓に並べるお惣菜を選ぶことをおすすめします。
スーパーで買うべきではない『お惣菜』5選
スーパーには多くのお惣菜が並べられています。では、具体的にどのようなお惣菜をスーパーで買うべきではないのでしょうか。ここでは、なるべく避けるべきスーパーのお惣菜とその理由について解説します。
1.天ぷら
天ぷらといえば、サクサクの衣にじゅわっと口の中で弾ける味わいが楽しい食品です。ただし、家で調理すると後処理なども面倒なため、スーパーのお惣菜の中でも人気の高い食品の1つといえます。
しかし、油をたっぷり使っている天ぷらは、スーパーのお惣菜として並んでしまうと、時間経過とともに水分が漏れ出し、フニャッとした本来の天ぷらとは程遠い食感になってしまいます。
店内で目の前で揚げて販売してくれるスーパーもありますが、多くの場合、パッケージに入れられて販売されているので、家に着く頃には、どうしても品質の低下具合が否めません。
2.焼き鳥
スーパーで販売されている焼き鳥も人気商品の1つですが、食べる時に焼き鳥に絡められているタレに違和感を覚えたことはありませんか。実は、スーパーでお惣菜として販売されている焼き鳥の多くは、冷凍の仕入れ品を解凍して販売されています。
また、安く販売されている場合、その素材の多くは東南アジアから輸入されています。そのため、どうしても国産の焼き鳥に比べると品質が劣っていたり、解凍した際にタレが不自然にネバネバとした粘着きを出してしまうのです。
こうした理由により、焼き鳥はスーパーで買うのではなく、きちんと店内で仕込んでいる店舗で購入することをおすすめします。
3.コロッケ
店舗によっては、その場で調理して販売しているコロッケも多く見かけますが、やはりパッケージに入れられて販売されているケースが多いです。
また、中には現在も剥き出しの状態で陳列され、お客さんが自分でコロッケを必要な個数とる、といった方法で販売しているスーパーも多く見かけます。
パッケージに入れられて販売されているコロッケは、油や水分が蒸発することでべちゃっとした食感になっていることが多く、また剥き出しの状態で陳列されているコロッケは、衛生面に不安が残ります。
4.筑前煮
筑前煮は自分で最初から作るとなると、少し手間がかかるので面倒くさいと感じる人も多いですよね。スーパーには、パックに詰められて販売されていることが多いので、主婦にとっては嬉しいお惣菜の1つです。
しかし、スーパーで販売されている筑前煮は、冷凍された野菜を仕入れて調理していることが多く、通常の野菜を使って調理する筑前煮よりも食感や味が低下しているものが多い傾向にあります。
筑前煮を素材の食感や味そのままに楽しみたいという方は、スーパーのお惣菜ではなく、ご自宅で調理することをおすすめします。
5.五目煮
スーパーで販売されている五目煮も、筑前煮と同じ理由で購入を考えるべきお惣菜の1つです。使われている野菜が冷凍食品として仕入れたものを使っているケースも多くあるので、どうしても品質が劣化しているものが見られます。
特に、使われている『にんじん』は、本来冷凍食品に向いていない野菜です。そのため、解凍して調理すると、どうしても品質が劣化してしまい、食感や味が悪くなってしまいます。
品質や食感、衛生面を考慮してお惣菜を購入しよう
いかがでしたか。スーパーによっては、すべてのお惣菜を店舗で調理しているところもあるかもしれません。しかし、人件費削減のため、冷凍食品などを解凍して使っているところも多いです。品質や食感、衛生面を考慮した上で、お惣菜を選ぶことをおすすめします。