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部屋が乾燥すると、どんなことが起こるの?
部屋の湿度を全く気にしないまま過ごしていると、特に冬場は乾燥しやすくなります。乾燥している状態を放置し続けてしまうと、以下のことが起きやすくなるので注意してください。
- 風邪を引きやすくなる…空気中のウイルスが増えやすくなるため
- 肌がカサつきやすくなる
- 静電気が起きやすくなる…火災につながる恐れ
乾燥を侮っていると、思いがけないトラブルに見舞われるかもしれません。乾燥しやすい部屋の共通点を把握し、自宅が当てはまっていないか確認してみましょう。
『乾燥しやすい部屋』の共通点3つ
乾燥しやすい部屋には、以下のような共通点が見られます。
1.24時間換気し続けている
せっかく室内を適切な湿度に調整したとしても、換気し続けていると湿度も常に逃げてしまいます。冬場であれば、外の乾いた空気が入ってきてしまうため、湿度を保てず乾燥してしまうのです。
24時間換気するのは、臭いや湿気がこもりやすいトイレやお風呂場だけにするのがおすすめ!リビングや自分の部屋、寝室に関しては、定期的に適度な換気を行い、湿度を保つよう管理してくださいね。
2.エアコンをつけっぱなしにしている
エアコンの暖房を使って室内の温度を上げていると、湿度が自然と下がってしまいやすくなります。これは、室内の冷たい空気を暖房が吸収し、温めて部屋の戻しているためです。
乾燥対策せず、そのまま寒い時期に暖房運転を継続してしまうと、体調不良を招く原因になってしまう恐れがあります。
3.乾燥に対する意識が低く、対策を行っていない
温度には関心があるものの、湿度に関する関心がほとんどないという人は要注意!普段健康で風邪を引かない人であっても、乾燥している空間で過ごしているとウイルスが体内に侵入しやすく、風邪を引く確率がアップします。
乾燥に対する対策を行う第一歩として、部屋の湿度を正しく把握するためにも湿度計を設置するのがおすすめです。温度計と一緒になっているものを購入すると、一目で温度と湿度がわかって便利ですよ。
部屋の湿度を保つコツ
部屋の湿度を保つためには、以下のことを実践してみてください。
- 洗濯物を部屋干しにする
- 観葉植物を設置する
- 水を入れた容器を部屋に設置しておく
- 部屋に濡れたタオルを吊るしておく
- 入浴後、お風呂のドアを開けっぱなしにして蒸気を部屋まで送る
- ガスストーブや石油ストーブを使用する
- 加湿器を設置する
加湿器が無くても、湿度を保つ工夫はたくさんあります。無理なく試せるものを実践し、湿度を保てるか実験してみてください。どうしても湿度が保てないときは、加湿器の購入を検討するのがおすすめです。
まとめ
乾燥は、想像以上に人体に大きな影響を及ぼす可能性を秘めています。なにか起きてから後悔しても、起きてしまったことは戻りません。後悔しないためにも、特に冬場は乾燥対策を行いましょう。