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コロナワクチン生後6カ月~4歳に拡大を ファイザーが厚労省に申請
新型コロナウイルスのワクチンを製造販売している米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックは14日、接種対象を生後6カ月~4歳の子どもに広げることを承認するよう、厚生労働省に申請したと発表した。5~11歳への対象拡大は、厚労省が今年1月に特例承認し、3月から接種が始まっている。
ファイザーは、生後6カ月~4歳の子どもへの3回の接種で、ほかの年代と同等の効果が得られるとしている。
このニュースについて、何歳から接種するのが妥当だと思うのか?25~60歳のお子さんをもつ主婦の声を聞いてみました。
体力的にも小学生くらいからが妥当
副反応を心配し、体力的にも小学生からが妥当との声がもっとも多く寄せられました。
【主婦の声】
40代・会社員(正社員)(埼玉県)
「最低限のワクチンのデメリットに対応できる体力がつく6歳以降の対象でいいような気がします」
30代・専業主婦(埼玉県)
「抵抗力や体力的に10歳からがいいと思う」
50代・専業主婦(新潟県)
「副反応を考えると痛いなど意思表示ができる小学生からがいいと思います」
他の予防接種と同様の6ヶ月からで良い
次に多かったのが、今回対象拡大された6ヶ月~4歳。感染予防が難しいからや、他の予防接種と同様でいいのではとの声が寄せられました。
【主婦の声】
40代・パート・アルバイト(神奈川県)
「感染予防が難しいので6ヶ月から打てると良い」
50代・経営者・役員(広島県)
「生後6か月から 他の予防接種とおなじようにすればいいと思う」
50代・会社員(正社員)(山形県)
「幼稚園年少さんなどの集団生活をする年齢になったら受けるのが妥当かと思います」
小さな子供は感染予防が難しいこと、他の予防接種が開始されるのが6ヶ月からというのが大きな理由のようです。
副反応や副作用がわからないので子供のワクチンは反対
小さな子供への接種に対して、反対の意見も多く寄せられました。
【主婦の声】
40代・会社員(正社員)
「小さい子はやっぱり副作用が心配」
50代・専業主婦(佐賀県)
「安全性の問題があるので、自分の子供が同年齢ならさせたくない」
30代・専業主婦(岡山県)
「子供は心配なので、20歳の大人になってからで良い」
まとめ
人は生後10ヶ月頃~5歳頃までに、多数(約300の病原体)の病原体に感染するなかで少しずつ獲得免疫(後天的に形成される免疫システム)を強化していき、6歳ころには病原体への抵抗力が大人に近い状態になると言われています。
抵抗力が備わってからの接種であれば、安心材料となるのかもしれませんが、6ヶ月~4歳への対象拡大、感染対策が難しいとはいえ、接種の選択をする親の不安を消すのは簡単なことではないのかもしれません。