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無意識に使っているその一言、もしかして余分な一言かも!
その場の雰囲気を盛り上げたかったり、ちょっとした冗談で言ったつもりの一言で、周囲の雰囲気が悪くなったことがある経験がある人は要注意!もしかすると、余計な一言を言ってしまう習慣がついているかもしれません。また、余計な一言を言ってしまう人には、2種類の人種がいます。
- 故意的…相手が不愉快な思いをするとわかっていて、余計な一言を浴びせる
- 無意識…悪気なく、相手の心にぐっさり刺さる一言を言ってしまう
無意識だから、周囲の人の気分を害してもよいというわけではありません。自分が使っている言葉を振り返り、周囲の人の気持ちを害さないようなコミュニケーション能力を身につける必要があるかも!
他人を嫌な気持ちにさせてしまう『NGワード』4選
他人を嫌な気持ちにさせてしまうNGワードは、以下のようなものが挙げられます。
1.相手を小ばかにしたような物言いをする
相手を自分より下だととらえていることが、周囲や相手に伝わるようなこ言葉は使うべきではありません。
- 「そんなことも知らないの?」
- 「常識的に考えなよ」
- 「みんな知ってると思ってた」など
冗談であったとしても、聞いている人は不快な気分になります。
2.上から目線で、相手のことを決めつける
この場にいる誰よりも自分が一番立場が上と思っていると、自然と周囲の人を見下したようなもの言いになってしまいます。
- 「言いたくなかったんだけどね」
- 「あなたのために言ってるんだけど」
- 「だから言ったじゃない」
- 「あなたはその程度だと思ってた」など
親であっても、子どもに上記のような言葉をかけるべきではありません。
3.ことあるごとに言い訳する
なにか自分の不利になるようなことが起こったとき、第一声に言い訳をしてしまうのはNG。
- 「でも」
- 「だって」
- 「そうじゃなくって」
- 「そういう意見もあるけど」など
自分の非がなかったとしても、相手の意見を聞き入れて話し合いを行うのが大人のマナーです。
4.自力ではどうしようもできないことを言って、笑いを取る
相手の努力だけではどうにもならないことや、過去のことを蒸し返して笑いを取りに行くのはよくありません。
- 外見について…身長・体型・髪の量など容姿全般
- 学歴や年収
- 相手の家族のこと
- 相手の友達の失敗談
- 仕事での失敗など
自虐ネタであっても自爆する恐れがある内容なので、他人に対して行うのはリスクが高すぎます。
人を傷つけることを言わないために、心がけたいこと
他人を傷つけないためには、以下のことを守るよう心がけてみてください。
- 人の話を最後まで聞き、相手がなにを話したいのかを自分なりに咀嚼して理解を深める
- 思ったことを口にする前に、言われたら相手がどう思うかを考える
- 相手の失敗を責めるだけでなく、最後は相手を褒めてあげる
- 自分の口癖を把握し、定期的に見直しを行って改善点がないかを振り返る
自分では軽い気持ちで言った言葉だったとしても、相手の心が深く傷ついて関係の修復ができなくなることもあります。普段から、言葉選びは慎重に行うべきです。
まとめ
周囲の人を傷つける言葉には、種類があります。意識して言葉を選び、丁寧に対応して周囲の人との会話を楽しみましょう。