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スマホの充電ランプがついたり消えたりする原因
何気に目にしている充電ランプ、実はスマホにとってとても重要な役目をしています。スマホの充電ランプがついたり消えたりするのは、スマホからのSOSなのでしょうか?では考えられる原因を一つずつ切り分けて解説してみましょう。
差込口にホコリや汚れが付着している
充電ケーブルとスマホ本体の差込口に、ホコリや汚れなどが付着していることがあります。
毎日持ち歩いて使っているものなので、決して珍しいことではありません。電気を通さないような異物が差込口に挟まっていると、当然充電はうまくいきませんよね。
充電器の差込口や充電ケーブルが壊れかかっている
マホ本体の充電ソケットが上下または左右にグラグラする、または充電ケーブルを差し込んでも外れるようでしたら、スマホ本体の充電ソケット、または充電器の差込口が故障している可能性が高いと思われます。
また充電ケーブル(コード)が傷んでいることも考えられます。手元に他の充電ケーブルがある場合は、そちらで充電できるか試してみてください。
もし他の充電ケーブルできちんと充電ができるようでしたら、スマホ本体に問題がないとわかります。
充電器に異常がある
正常な充電器の電源ランプは点灯しているはずですが、ランプがついたり消えたりしている場合は、充電器自体が壊れていることが考えられます。
また、アンペア数が少ない部外品の充電器を使っている、もしくはパソコンのUSBを経由して充電したりすると、充電が極端に遅い場合があります。
もちろん充電器が破損していれば、充電することができません。
スマホ本体の寿命
極端に古い機種を使っている場合は、バッテリー自体が弱っていて上手く充電できないこともあります。もし同一機種を5年近く使っているようでしたら、スマホ本体の寿命によってバッテリーが劣化し限界に達しているのかもしれません。
バッテリーの寿命が原因であれば、残念ながらバッテリーを交換するしか方法はないでしょう。
iPhoneは充電中に点灯しない
充電中にランプが点灯・点滅するかどうかはスマホの機種によって異なります。その中で、iPhoneシリーズには充電中にランプが点灯する機能はありません。
iPhoneが充電できているかどうかを確認するには、ホーム画面の右上にあるバッテリーマークに、雷マーク「」が追加されているかどうかで判別します。
iPhoneを充電している際にランプが点いているとしたら、誤って懐中電灯機能が作動していると思われますので確認してみてくださいね。
《 ポイント 》
- 差込口にホコリや汚れなどが付着している。
- 充電ケーブルや充電器自体が壊れている。
- 古い機種のスマホはバッテリーが限界に達している。
- 充電中の点灯・点滅はスマホの機種によって異なる。
スマホの充電ランプがついたり消えたりした時にすべきこと
最初にスマホを再起動してみる
スマホの画面が突然フリーズしたり、動作が何だかいつもと違う…と思ったら、「とりあえず再起動させてみよう!」と、まずは試してみますよね。
一度ケーブルを抜いてから差し直し、それから再起動してみてください。
ホコリや汚れが原因なら掃除してきれいにする
充電口に汚れが付着していたり、充電端子が汚れているとそれが原因となってうまく充電出来ないことがあります。
差込口のソケット部分にホコリがたまっていないかを確認し、ホコリを取り除いてしっかり奥まで刺さっているかを確認しましょう。
掃除の仕方
ホコリはエアーダスターでふき飛ばすか、ピンセットなどを使って取り除きます。
家電量販店やネットで購入したエアーダスターを使うメリットは、奥に詰まっているホコリも一瞬で取り除くことができること、そして何より本体を傷つる心配がないことに尽きます。
手元にピンセットがない場合は、つまようじにティッシュを軽く巻き付けたものを使ってみましょう。その際、力を入れ過ぎて端子を傷つけないように注意してくださいね。
何らかの汚れが付着している場合には、綿棒、またはティッシュを巻き付けたつまようじを使って優しくこすってみましょう。綿棒に汚れが移って、多少黒っぽくなることもあるようです。
違う充電ケーブルを使って試してみる
充電ケーブルの不具合や相性によっては正常に充電されないことがあります。一番確実なのは純正ケーブルを使用して充電することなので、普段は大切に保管しているという方は、純正ケーブルを引っ張り出してお試しください。
ワイヤレス充電を試してみる
最近のスマホにはワイヤレス充電ができる機種があります。
差込口のソケット部分に付着しているホコリや汚れによる不具合であれば、ワイヤレスだと充電が可能ですよね。ですが、ワイヤレス充電器を置く場所がずれていたり、バッテリーとの相性によっては熱を持ちやすくなることも。
そうなると、安全装置が働いて充電が停止してしまい、バックアップやアップデートが途中でストップする可能性もあるので注意してください。
いろいろ試したけれど改善されなかった場合
充電の不具合は、掃除したり充電器や充電ケーブルを交換したとしても改善されないこともあるでしょう。そうなると後はスマホ本体に何らかの問題が生じているのかもしれません。
本体の物理的な故障も考えられるので、購入したショップに相談することをおすすめします。
《 ポイント 》
- 一度充電ケーブルを抜いてから差し直して再起動する。
- 差込口のソケット部分に付着しているホコリや汚れを取り除く。
- 違う充電ケーブルを使って充電してみる。
- ホコリや汚れが原因の不具合であれば、ワイヤレス充電で試してみる。
- 改善されない場合は購入したショップに相談する。
スマホの充電ランプがついたり消えたりした時のNG行為
自分でどうにかしようとして分解しない
こういったトラブルが発生した場合、自分でスマホ本体や充電器を分解するのは絶対にしてはいけないことです。なぜかというと、分解することによって補償の対象外になったりする可能性があるからです。
通常は購入から1年以内が保証期間として設定されていますので、その期間内で変形などの破損がなければ、購入したショップで交換してもらえます。
専用の機械を使って破損していないかどうかをチェックし、破損なしと診断されれば無償交換されますが、それ以外は買い替える必要性も視野に入れておいた方が良いでしょう。
また、補償サービスに加入していない場合も高額修理か機種変更のいずれかを選択するしか方法がないため負担が大きくなってしまいます。
充電器や充電ケーブルを乱暴に扱わない
スマホの充電ランプがついたり消えたりするのは、接触が悪いのではないかと想像してしまいますよね。とっさに充電ケーブルをグリグリ動かしてみたり、角度を変えて無理やり差し込んだりと、何とかして充電できないものかと動かしてしまいがちです。
ですが、このように乱暴な扱いをすると傷がついてしまいますので、一度抜いてから正しく差し直すようにしてください。
息を吹きかけてホコリを取らない
エアーダスターの代わりにフーフーと息を吹きかけると、水分が入り込んで故障につながります。とっさにしてしまいがちな行動ですが、くれぐれもやらないようにしてくださいね。
《 ポイント 》
- 自分でスマホ本体や充電器を分解しない。
- 分解することによって、補償の対象外になる可能性がある。
- 接触が悪いのではないかと充電ケーブルをグリグリ動かして乱暴に扱わない。
- エアーダスターの代わりに息を吹きかけない。
スマホの充電ランプがついたり消えたりするのを防ぐには
スマホを乱暴に扱った覚えがないのに調子が悪い大きな原因でもある “寝転びながら “スマホをいじっていませんか?充電しながらスマホを使っていてそのまま寝てしまったり、充電中の状態でベッドから落としてしまうことってありますよね?
寝ながらスマホには気をつける
充電しながらスマホを使ったり、寝転びながら充電中のスマホを操作すると差込口がぐらぐらする原因になってしまいます。
そうやって寝ながらスマホを使っているうちに、スマホの充電口に過剰なストレスがかかってしまい、その結果、差込口がぐらぐらして外れやすくなってしまうのです。
充電した状態で机やベッドから落とさない
朝起きると充電器とつないだ状態のスマホがベッドから落ちていたりしませんか?また、机の上に置いて充電していたスマホを、床に思いっきり落としてしまい、勢い余ってケーブルが外れて心配になってしまうともありますよね。
このように、充電部分に余計な力が加わってしまうことが積み重なると、差込口に破損や変形などの影響が出たり、ケーブルに支障をきたしてしまうのは当然ですよね。
《 ポイント 》
- 寝転びながら充電していると差込口やケーブルに過剰なストレスがかかる。
- ベッドや机から落とすと破損や変形につながり支障をきたす。
最後に
スマホの充電ランプがついたり消えたりする原因について、いかがでしたでしょうか?
いつものようにスマホを充電すると、充電中に充電ランプがついたり消えたり…しかも充電の速度がかなり遅く、就寝中ずっと充電していたにも関わらず、満タンにならなかったりすると本当に困ってしまいますよね。
充電ランプに違和感を覚えたら、まずは
- 再起動する
- 差込口に綿のようなホコリが詰まっている場合はそれを取り除く
- 別の充電ケーブルを使ってみる
このようなことで改善できる場合もあります。いろいろ試してみても改善されないようでしたら、スマホ本体に原因があると思われます。充電器や充電ケーブルだと、買い替えてもそれ程大きな出費にはなりませんが、スマホ本体はそうはいきませんよね。
スマホ本体がちょっとでもおかしいと感じたら、自分でどうにかしようと分解したりせずに、お近くのショップに行って相談してみましょう。