食器を洗ったのに汚い理由4つ!主な原因とキレイにするコツを解説

お皿を見ている女性

食器は洗い方や洗う順番によっては、汚れが落ちにくくなります。汚れの種類に合わせた予洗いをすることも食器をキレイにするにはポイントとなります。洗ったはずの食器が汚い原因とキレイにするコツをご紹介します。

食器を洗ったのに汚い理由4つ!

シンクの中の汚れた食器

キレイに洗ったはずの食器が、使おうとしたときに汚れているのはどうしてでしょうか。それは洗う順番やタイミングが原因かもしれません。

1.すぐに洗わなかったため汚れがこびりついている

お皿についた汚れは時間がたつとどんどんこびりつき、いつも通り洗っても汚れが落としきれていないことがあります。

こびりついた汚れをキレイにするコツと注意点

  • お米などがこびりついた茶碗は、しばらく熱めのお湯につけておく
  • 汚れがこびりついている食器は、洗う前にお湯と重曹を入れた桶の中にしばらくつける
  • 木製や陶器の食器は長い時間つけ置きしない

2.洗う順番が間違っている

洗う順番を考えず汚れがひどい食器から洗うと、それほど汚れていなかった食器にも汚れが移ってしまいます。目に見えにくい油汚れなどは、別の食器に移っても気づかないことがありますので、汚れの軽いものから洗っていき、汚れの酷い食器は最後に洗うようにしましょう。

洗う順番の目安は以下を参考にしてください。

  1. 一番初めは汚れがついていない、割れやすいガラスの食器やグラス
  2. 木製や陶器の食器やお箸など
  3. 油汚れがついていない食器
  4. 最後に油汚れのついた食器、汚れている食器

3.プラスチック容器に油汚れが残っている

プラスチック容器は石油でできているため、油となじみやすく油汚れがしみ込みやいので、落としにくいという特徴があります。スポンジと洗剤でキレイにしているつもりでも、実は汚れを広げてしまっていることもあるのです。

さらにプラスチック容器は臭いも付きやすいですよね。油汚れや臭いをしっかり落とすコツは以下を参考にしましょう。

  • 台所用漂白剤を薄めてつけておくと臭いが残りにくい
  • 油の付いている容器はキッチンペーパーか新聞で拭き取る
  • メラミンスポンジや金たわしでごしごしこすると傷がつくので気をつける
  • なかなかヌメリが落ちない時は、重曹かセスキ炭酸ソーダを使うのがおすすめ

4.汚れが多い食器から洗っている

汚れが多い食器からさっさと片づけたい!という気持ちもありますが、食器洗いは汚れの少ないものから洗うのが鉄則です。油汚れがひどい食器から洗い始めると、その汚れがスポンジに付着して、他の食器にも移り汚れが広がってしまいます。

また、油分が多い汚れは洗剤の洗浄成分を消耗してしまうので、汚れの多い食器は後で洗うようにしましょう。

食洗器で洗った食器が汚い理由

食洗機の食器

食洗器で洗っていると、汚れが落ちていないと感じる人も少なくないようです。食洗器で洗っているのに、汚れが落ちていないのはどうしてでしょうか。

予洗いをしていない

食洗機は溜めた水を循環させて食器を洗っています。そのため、ひどい汚れがついている食器は他の食器に移ってしまい汚れが落ちにくくなることもあります。食洗器を使う場合も、食器を入れる前にはサッと水で予洗いしましょう。

洗剤の量や置き方にも気をつける

他にも、汚れに対して洗剤の量が足りないことも汚れが落ちない原因かもしれません。

油汚れが多いときや、カレーやミートソースなど色素汚れがついている食器を洗浄する場合は、通常の約1.5~2倍の洗剤量を投入することを推奨しているメーカーもあります。(洗剤の量は使用している食洗器の取扱説明書で確認してください。)

  • 噴射水がよく当たるように汚れた面を内側にする
  • 食器同士が重ならないようにして、食器を入れる
  • 残さいフィルターが目詰まりすると、ゴミが再付着するので定期的にお手入れをする

ガラス製の食器に目立つ白い跡は汚れでない!

食洗器で洗った食器には、白い水玉模様の跡がつくことがあります。ガラス製のものだと目立つこともあり、汚れなのかどうか気になることもありますよね。これは汚れではなく、水道水に含まれているミネラルの成分で体への害もありません。

付着してしまうのは、熱いお湯で洗った後に急激に乾燥させることが原因として考えられます。気になる場合は、洗浄は食洗器を使い乾燥機能は使わないようにすれば防止できます!

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