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質問に質問で返す場面に出くわしたら、イラっとする原因
相手に対してこちらが質問しているにもかかわらず、なぜか相手から質問が返ってきたらイラっとしますよね。どうしてイラっとしてしまうのでしょうか。
- 質問したことについての回答が返ってくると信じ込んでいた
- 質問に対して質問を返すべきではないと、幼いころに教わったから
- 自分の話を聞いていなかったと感じたため
上記のように、期待していた結果と正反対のことが起こるため、感情が乱れやすいのです。
『質問に質問で返す人』の心理や特徴3選!
質問に対して質問を返してくる人には、以下のような心理や特徴が見受けられます。
1.相手の話を聞いていない
相手の話を聞いていないと、質問に対する答えを自分の中で持っていないことが大半です。
- 会話の内容に興味がないので、最初から聞いていない
- 話をそらそうとして、質問し返している
- 触れられたくない話題なので、ごまかしたい
話を聞いていなかったということが相手に伝わることに危機感を持っているため、それをカバーするために質問を返してきている可能性が高いです。
2.相手の質問をより深く理解したいため
相手からの質問に対して、自分の中で疑問を持ったり、より理解を深めたいときは質問が返ってくることがあります。
- 相手に失礼がないよう、質問の意味をより深く理解したいという気持ちの表れ
- 相手の質問に対する情報を収集したい
- 相手に失礼のない回答をしたいと思っている
質問に対する具体的な質問が返ってきたり、詳細な情報を聞き出そうとしている質問は、こちらから投げかけた質問に対して理解度を深めようとしていることが多いです。
3.質問の意味がよくわかっていない
質問を聞いていたものの、質問の内容が理解しにくかった場合は、質問が返ってきやすいです。
- 質問を理解する力が足りない
- 回りくどい言い方をされ、情報が処理しきれなかった
- 集中力にかける状態だった
相手の理解力が足りないと思い込んでしまうのではなく、相手に伝わりやすい言葉を選んだかという点に注目し、言葉を変えてどんな人でも理解できる言葉で質問事項を伝えましょう。
質問に質問で返されたとき、イラっとしないための対処法
質問したにもかかわらず、高確率で相手から質問返しが来る場合は、以下の方法で対処してみましょう。
- YESかNO、はいかいいえで答えられる質問にする
- 自分の答えを最初に相手に伝えてから、相手に質問する
- こういう人だと割り切って、質問するのをやめる
- どうして質問で返してきたのかを考えてみる
質問で返すことを、悪いことだと感じていない人もいます。相手の様子をしっかりと観察し、悪意がない場合はどうして質問に対して質問を返してきたのかを考えてみましょう。
相手が悪意などの感情を持ち、意図的に質問を返してきている場合は、質問の仕方を変えてみてください。
まとめ
質問したにもかかわらず相手から質問が返ってきたとき、まずは気持ちを落ち着けましょう。どうして質問を返してきたのかを分析し、相手の様子や性質などに合わせた質問を投げかけてみてくださいね。