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ガス料金の平均
ガス代は、毎月必ず発生する光熱費の一種です。だからこそ、料金は抑えたいですよね。まずは、世帯人数別のガス台の平均価格をチェックしてみましょう。
- 単身者…約3,000円
- 2人世帯…約4,500円
- 3人・4人世帯…約5,000円
平均価格を大幅に上回る料金がかかっているならば、節約を検討してみましょう。
ガス代を節約するコツ
ガス代を節約するコツは、難しいものばかりではありません。無理なく試せるものを実践し、ガス代をカットしましょう。
1.追い炊きを減らす
追い炊きの回数が増えると、自然とガス代が高くなってしまいます。追い炊きをしないためにも、以下のような工夫を実践してみてください。
- 入浴後、湯船の上にふたをかぶせる
- 立て続けにお風呂に入り、お湯が冷める前に入浴を済ませる
まずは1日1回、追い炊きする回数を減らすよう心がけると、年間約6,200円の節約が可能です。冬場は湯船のお湯が冷めやすいため、工夫を凝らして追い炊きの回数をできるだけカットしてみましょう。
2.シャワーを出し続ける時間を削る
シャワーの出しっぱなしは、ガス代と水道代がかさんでしまう原因につながります。シャワーだけでなく、浴槽のお湯も適度に使うと、シャワーを使う回数が減りやすくなりますよ。
- 浴槽のお湯を洗面器ですくって使う
- 洗髪など必要最低限のときだけシャワーを使う
1分シャワーの時間を削ることで、年間約2,000円削減可能です。無理なく節約する習慣を身に着け、小さな節約を積み重ねましょう。
3.入浴時間によって、湯船にお湯を張るかどうかを検討する
シャワーを17分間使い続けるときと、湯船にお湯をためるときに必要な水の量はほぼ同じです。何人で暮らしているのか、入浴時間のトータルはどれくらいかなどを考慮し、より節約できる方法で入浴する方法を実践してみるのもアリです。
- ひとりで17分以内にシャワー使用時間を調整できるときは、シャワーを使う
- 家族が多く、シャワーと湯船のお湯を同時に使用するときは、湯船にお湯をためる
入浴の方法はいろいろありますが、無理にシャワーだけを使った入浴にこだわる必要はありません。季節に応じて、湯船のお湯とシャワーを並行して使用するなど、健康面にも配慮して入浴を楽しみましょう。
4.食器洗い乾燥機の導入
食器洗い機を使うことによって、年間約8,600円節約できます。それだけでなく、以下のメリットも得られやすくなります。
- 洗剤の適量が守れる
- 家事の負担が減る
- 使用後食器洗い機を開けるだけで、余熱で食器が乾燥できる
食器洗い乾燥機は、決して安価なものではありません。使用するスペースなど条件もあるため、自宅に設置すべきかどうかを慎重に検討してみてください。
5.ガスコンロの使い方に注意する
ガスコンロを長く使用すると、使用した分だけガス代がかさんでしまいます。長時間料理でガスを使用しないための工夫は、以下のものがおすすめです。
- 野菜の下茹では電子レンジで行う
- ガスコンロの火は、鍋やフライパンをはみ出さないよう調節
- 煮込み料理のときはふたをする
野菜の下茹では、レンジを使うと簡単に時短可能です。完全に火が通っていなかったとしても、最後の仕上げに短い時間煮込むことによって、料理が完成するので料理の負担軽減にもつながりますよ。
ガス代が高いときの原因
節約を心がけて過ごしているものの、ガス代が高いままという場合は、以下の原因が当てはまっていないかを見直してみてください。
- ガス漏れを疑う…ガス臭さを感じたら、専門業者にいち早く相談
- 家族の人数、同居人数が増えていないかをたしかめる
- 季節でガス代が異なる…冬は夏よりも高い
- 家の断熱性が低め
ガス料金が値上がりするタイミングで、ガス会社の変更を検討するのもあり!節約だけでなく、ガス会社に見直しを行うことも重要です。
まとめ
ガス料金は、小さな節約を積み重ねることで年間の消費量を抑えることができます。劇的にガス代を削ることは難しいので、まずは普段のガスの使い方を見直すことが節約への第一歩です!