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赤ちゃんの笑顔には種類がある
赤ちゃんには、いくつか微笑みの種類があります。月齢や発達の状態に合わせた微笑みの種類を把握し、赤ちゃんの成長を見守りましょう。
- 新生児微笑…感情に関係なく、反射神経の影響で微笑んでいる
- 生理的微笑…生後1か月以降、反射で微笑むこと
- 社会的微笑…刺激に反応して微笑むこと
大きな声を上げて笑い始めるのは、社会的微笑をし始めてからの時期であることが多いです。
赤ちゃんが大声で笑う理由
赤ちゃんが大声で笑う理由は、複数考えられています。
1.聴力の発達により、自分の声を聴いてテンションが上がっている
赤ちゃんは、生まれたてのとき目も耳もあまりよい状態ではありません。くっきりと物が見え始め、音を聞き分ける力がつくのが、生後3か月ごろになります。そのころから徐々に周囲への関心が高まり始め、自分の声にも反応しやすくなります。
特になにもしていないにもかかわらず、大きな声を出したり大声で笑っているときは、赤ちゃんが自分の声に反応しているのかもしれません。静かに見守り、頃合いを見て話しかけてあげましょう。
2.成長により、周囲の刺激を受けて笑う
社会的微笑が可能になって、周囲の人の区別がつくようになってくると、自分の身近な人に反応して声を上げて笑い始めます。
両親や祖父母、保育者からの刺激を受けて、楽しさや興味を持って大声で笑うことも多くなるため、大人も自然と笑顔になりやすく育児に楽しさを感じ始める時期です。
3.笑いのツボを刺激されて、うれしくて笑っている
大人同様、赤ちゃんにもそれぞれ洗いのツボがあります。大人からしたらよくわからないという行動であっても、あかちゃんにとっては笑いのツボということは多々ありますよ。いろいろな刺激を与えて、赤ちゃんの笑いのツボを刺激してあげましょう。
赤ちゃんをたくさん笑わせるコツ
赤ちゃんをたくさん笑わせるためには、以下の方法があげられます。
- 笑顔で話しかける
- たくさんかかわりを持つ
- おむつ交換や抱っこをしているときに、笑顔で話しかける
- あやして笑ったときに、声をかける
- 遊びを通して笑いをツボを知り、遊びの中で取り入れてあげる
社会的微笑をするほど発達していない、新生児期の赤ちゃんであっても、両親や保育者の声はしっかりと届いています。優しく笑顔で楽しさをかみしめながら接することで、赤ちゃんに気持ちが伝染しやすくなりますよ。
たくさん笑わせてあげたいときは、赤ちゃんの笑いのツボを刺激してあげるのが一番です。あまり笑わせすぎると、せき込んでしまう可能性があるので、水分補給や休憩などを適度に挟みつつふれあいましょう。
まとめ
赤ちゃんが大声で笑うのは、成長の証なのでとてもよいことです。赤ちゃんが表情豊かに育つよう、たくさん笑わせてあげながら育ててあげてくださいね。