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バナナをお弁当に入れても黒くならない入れ方
バナナは時間がたつと黒く変色しますが、お弁当を開けたら黒いバナナが入っていたなんて見た目が悪いですよね。
ここでは、お弁当に持って行くバナナが黒くならない方法をご紹介します。
お弁当に入れるバナナは、「皮付き丸ごと」「皮付きカット」「皮無しカット」「デザート」などさまざまな方法がありますが、バナナが黒く変色するのは皮が無い部分です。
皮が無い部分が黒く変色するのを防げばお弁当に入れても見栄えはOKです!
バナナをお弁当に入れても黒くならない方法
バナナをカットした時の切り口、バナナの皮が付いていない部分が黒く変色しない方法をご紹介します。
レモン汁で変色防止
バナナの切り口や皮の無い部分にレモン汁を刷毛などで塗ります。または、小皿にレモン汁を入れ、バナナの切り口をさっと浸けます。バナナの変色防止にこの方法が一番メジャーですが、レモン汁を塗った部分が酸っぱくなりますので、酸っぱいのが苦手な方は砂糖水やシロップなど他の方法にしましょう。
砂糖水で変色防止
水200ccに対し、大さじ1杯の砂糖水を器に作り、バナナの切り口や皮の無い部分にサッと浸けます。または刷毛などで塗ります。
砂糖水ですので甘くなりますので浸け過ぎると風味が変わってしまう可能性がありますので注意しましょう。レモン水の酸っぱいのが苦手な方は砂糖水の方がいいでしょう。
果汁100%ジュースで変色防止
グレープフルーツやみかんなどビタミンCが含まれている柑橘系のジュースにバナナの切り口や皮が無い部分をサッと浸けます。
ジュースでなくてもグレープフルーツやみかんがある場合は絞り汁を刷毛などで塗りましょう。レモンのように酸っぱさは少ないので風味の変化もあまり感じません。
シロップで変色防止
水200ccに対しコーヒーや紅茶などで使うシロップを1個ボウルに溶かし、バナナの切り口や皮の無い部分に浸けます。刷毛で塗ってもOKです。この方法は砂糖水と同じ要領です。
フルーツの缶詰で変色防止
フルーツ缶での中の甘い汁にバナナの切り口や皮の無い部分にサッと浸けます。浸け過ぎると缶詰のフルーツの味がついてしまうことがありますので注意しましょう。
はちみつ水で変色防止
水200ccに対しはちみつ大さじ1杯のはちみつ水を器に作り、バナナの切り口や皮の無い部分にサッと浸けるか、刷毛で塗りましょう。
はちみつ水で甘くなりすぎないよう浸け過ぎに注意しましょう。はちみつを直接刷毛でぬるとベタついてしまいますのでやめましょう。
ナパージュで変色防止
ナパージュとはケーキやフルーツタルトの上にのっている果物などをつやつやさせるためのものです。このナパージュをバナナの切り口や皮の無い部分に刷毛で塗ります。
ケーキやフルーツタルトのフルーツのようにつやつやコーティングして空気に触れるのを防ぎますので黒く変色することはありません。つやつやきれいになりますので、お弁当に入れると見栄えがよくなります。
塩水で変色防止
水200ccに対し塩一つまみ入れて塩水を器に作り、バナナの切り口や皮の無い部分にサッと浸けるか、刷毛で塗りましょう。この方法はバナナがしょっぱくなる可能性がありますので、それが嫌な方は他の方法にしましょう。
ラップで変色防止
もっとも簡単な方法です。バナナが黒く変色する原因は空気に触れて酸化することですので、空気に触れさせなければ変色しません。
バナナを切ったり、皮をむいたら空気に触れないよう素早くぴったりラップを包みます。全く空気に触れないというわけではありませんので、レモン汁や砂糖水などを浸ける方法より効果は薄いです。
皮をむいてから包むのが遅いと黒く変色してしまいますので、包むまでに時間があいたら他の方法に変えることをおすすめします。
お弁当に皮付きバナナをまるごと1本持って行く
バナナの皮をむかずまるまる1本持って行く方法が一番簡単ですね。皮があれば空気に触れることはありませんので黒く変色することもありません。
バナナを1本入れるためのバナナケースがあるのをご存じですか?
ケースに入れておけばバッグの中で皮がむけたり傷ついたりしませんので、頻繁にバナナをお弁当に持って行く方に向いています。
《 バナナにつけて変色を防止するもの 》
- レモン汁
- 砂糖水
- 果汁100%ジュース
- シロップ
- フルーツの缶詰
- はちみつ水
- ナパージュ
- 塩水
- ラップで包む
バナナをお弁当に持っていく時に気を付けること
カットしたバナナの注意点
バナナをお弁当に持って行く時に気を付けるのはカットしたバナナは傷みやすいということです。
特に梅雨時や夏など暑い時期は傷みやすいのでバナナをカットしてお弁当に持って行くのは避けましょう。もしどうしてもカットして持って行きたい場合は、小さなタッパーに入れ、保冷剤と保冷袋に入れて持って行きましょう。
梅雨時や夏など暑い時期でなくても、バナナとお弁当のおかずは別々の容器に入れることをおすすめします。お弁当のご飯やおかずの熱でバナナが傷みやすくなりますので注意しましょう。
冷凍したバナナをお弁当箱に入れると水分が出て細菌が繁殖しやすくなります。水分が多いものは傷みやすく細菌が繁殖すると食中毒になる可能性がありますので注意しましょう。
《 ポイント 》
- カットしたバナナは傷みやすいので梅雨や夏場など暑い時期にはお弁当に持って行かない。
お弁当に入れて黒くなったバナナは食べても大丈夫?
そもそも、バナナが黒く変色するのはなぜでしょうか?それはバナナに含まれるポリフェノールが空気に触れると酸化するからです。
変色したバナナは食べても大丈夫!
バナナに含まれるポリフェノールが空気中の酸素に触れて黒くなっただけですので食べても大丈夫です。お弁当に持って行ったバナナが空気に触れて黒くなっても気にせず食べましょう。
バナナが空気に触れて黒くなるのは問題ありませんが、腐って黒く変色することがあります。お弁当に持って行ったバナナが次のような症状があった場合は食べずに処分しましょう。
食べてはいけないバナナの見分け方
- 酸っぱい臭いや異臭がする。
- バナナの実が黒く変色している。
- バナナの実や皮から汁だ出ている。
- ネバネバしている。
- 皮がドロドロしている。
お弁当に持っていったバナナがこのような状態になっていたら決して口にしないでください。ただし、皮が黒くても中が白ければ大丈夫です。
お弁当のバナナをかわいくする方法
いつものお弁当にかわいいバナナアートを入れてみませんか?
やり方は簡単です。爪楊枝でバナナの皮に絵を描くだけです。バナナの皮は傷が付くと茶色く変色しますのでそれを利用します。書いている最中は茶色になりませんが、数分たつと茶色く絵が浮き出てきます。
お子様の好きなキャラクターやかわいい顔、動物、星、花などがバナナに書かれていたらきっと喜びますね。もし絵が苦手な方はお子様の名前を書いてもOKです。
最後に
バナナをお弁当に持って行く際、バナナが黒く変色しない方法をご紹介しましたが、どの方法も素早く行いましょう。空気に触れると黒く変色しますのであらかじめ用意してからカットしましょう。
バナナをお弁当に持って行く時はまるごと1本持って行くのが一番楽ですが、カットしたバナナにヨーグルトにからめてタッパーに入れれば黒く変色もしませんし、美味しいデザートにもなりますのでおすすめです。