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意外と迷惑!誤った傘の持ち方には要注意
雨が降る日や夏の強い日差しを遮るために紫外線対策として傘を差すことは多いですよね。多くの人が同時に傘を差していると、他人の傘の持ち方が気になったという経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
周囲の人を気にしない傘の差し方をしていると、「マナーがなっていないな」「配慮が足りないな」と思うことも少なくありません。もしかすると、自分自身が無意識にそうした傘の差し方をしてしまっているかもしれません。
雨が降る日など、多くの人が傘を持ち歩く日は、特に傘の取り扱いには注意しましょう。
絶対にしてはいけない『傘の持ち方』5つ
周囲の人に配慮のない傘の持ち方をしていると、他人に迷惑をかけてしまったり、トラブルに発展するケースも見かけます。ここでは絶対にしてはいけない『傘の持ち方』を5つご紹介します。
1.他の人とすれ違う際に傘を傾ける配慮をしない
傘を差しながら歩いている時、他の人とすれ違うタイミングでぶつからないように傘を傾けるなどの配慮をしていますか。距離がある場合は問題ありませんが、すぐ近くをすれ違う際は、お互いが気遣い傘が当たらないように気持ち傾けるのがマナーです。
しかし、傘を傾ける配慮をしないと、予想通りぶつかってしまったり、相手を濡らしてしまうことにもなりかねません。マナーとして、ぶつからないように配慮することを心がけてください。
2.閉じるときに傘を横に向ける
施設内に入る時など、傘を閉じるときに傘を横に向けて閉じていませんか。傘を横に向けて閉じようとすると、隣を通ろうとしていた人にぶつかってしまったり、幅を取ってしまうことで周囲に迷惑をかけてしまったりします。
また、視界に入っていない小さな子どもの顔にぶつかってしまうといったトラブルに発展するケースもあるため、閉じる際は上で軽く閉じてから下に向け、しっかり閉じるようにしましょう。
3.傘の先が無意識に他の人へ向いている
使っていない傘を持ち歩くとき、腕にぶら下げるように持ち歩く人を見かけます。周囲に人があまりいない時ならば問題ありませんが、混雑している場所で腕にぶら下げていると、周囲の人に傘の先が向いてしまい、当たってしまうことがあります。
大きな痛みはありませんが、コツコツと他人の傘をぶつけられるという状況は、多くの人が不快に感じます。状況によってはトラブルに発展する恐れもあるため、混雑している場所では、特に傘の先が他人に向かないよう注意を払いましょう。
4.傘のベルトを留めずに腕にかけて持つ
傘を使い閉じた後、ベルトを留めずに持ち歩く人を多く見かけます。しかし、濡れた傘をベルトを留めずに持ち歩いていると、雫が周囲に飛び散ったり、自分の服や鞄が濡れてしまう原因になったりします。
また、ベルトを留めていない状態で濡れた傘を腕にかけて持っていると、ブラブラと傘が腕で揺れるため、周囲の人に雫が飛び散りやすくなります。意外とこうした行動を周囲の人は見ているため、「迷惑だな」「やめてほしいな」と思われているかもしれません。
5.カバンに通常の傘をぶら下げて運ぶ
折り畳み傘を袋などに収納し、鞄にぶら下げて持ち歩くことはあるでしょう。しかし、中には通常サイズの傘をカバンのポケットなどに持ち手をぶら下げて、ブラブラと揺らした状態で持ち運ぶ人がいます。
これは意外とぶら下がっている傘が左右に揺れるため、混雑している場所では他の人に当たってしまったり、当たった傘がカバンから落下してしまったりすることもあります。
濡れた傘であればなおさら迷惑がかかるので、カバンに通常サイズの傘をぶら下げて持ち歩く行為は、基本的には控えるべきでしょう。
傘の持ち方にもマナーあり!正しい傘の持ち方を解説
傘の持ち方1つにもマナーはあります。周囲に迷惑がかからないよう、配慮のある持ち方をすることで、迷惑がかかることを防げますよ。
- 使っていない傘は必ずベルトを留める
- 混雑している場所では体の正面に立てた状態で手に握る
- 傘の先が周囲に向かないように気を配る
- 傘を差している時にすれ違う際は当たらないように傾ける
使っていない傘を開いた状態のまま持っていると、人とすれ違う時に当たってしまう可能性があります。そのため、きちんとベルトで留めておくようにしましょう。
また、混雑している場所では、より周囲への配慮が必要です。傘の先が周囲に向かないよう、正面に傘を立てた状態で手に握って持つことをお勧めします。
最近では、濡れた傘が周囲の人に迷惑をかけないよう、「傘袋」なるものも販売されています。きになる方は、このようなアイテムを活用すると良いでしょう。
傘は周囲に迷惑がかからない持ち方を意識して
いかがでしたか。傘の持ち方をあまり気にしたことがないという人も多いと思います。無意識にマナーを守っている人もいれば、マナー違反な行動をしている人もいます。今回、「やってはいけない持ち方をやっていた」という人は、次回から傘の持ち方を意識してみましょう。