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環境学の一種である風水を意識したカーテン選びはいかが?
皆さんは『風水』と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか。多くの人が、風水は占いの一種だと勘違いしていますが、実は環境学という正式な学問の一種に分類されます。
風水とは、生活環境に適した色や物を配置することで、すべての環境に流れている気の流れやエネルギーを操作し、自身の置かれている環境を良い方向へと導くという学問であり、思想です。
実際、風水の視点を取り入れたインテリア配置や家づくりを意識することで、気分が明るくなったり生活しやすくなったりすることで、自身にも良い影響が出ていると感じる人は多いです。
今回は、そんな生活環境の中でも、すべての部屋にある「カーテン」にまつわる風水知識をご紹介していきます。
風水的にNG!使うべきではない『カーテンの色』3選
風水の観点から見ると、カーテンの色によってその部屋の雰囲気や過ごす人の気分ややる気に関わってくると考えられています。ここでは風水的に注意が必要な使うべきではないカーテンの色を紹介していきます。
1.停滞を意味する「黒」のカーテン
基本的に、黒のカーテンは気の停滞を意味するため、全体的に避けるべきカーテンカラーと言われています。黒のカーテンを使っている部屋は、その部屋の気がその場に留まり続けてしまい、良い気が入ってくることも悪い気が出て行くことも妨げてしまうのです。
最近では、高級感があることやスタイリッシュなイメージがあることから、黒色のカーテンの人気も高まっていますが、風水的な観点から見るとリビングや寝室も相性が悪いため、あまりオススメできません。
どうしても黒いカーテンを使いたい場合は、カーテンをかける面積が少ない小さめの窓に使ったり、部屋に観葉植物や気分を明るくしてくれるインテリアや壁紙を取り入れたりと工夫しましょう。
2.寝室に「赤」のカーテン
寝室は体の疲れや心の疲れを癒す場所です。生気を回復する場所でもあるため、しっかりと休める環境を作ることが風水学的にも重要と考えられています。
そんな寝室に、気持ちを興奮させやすい赤色や派手な金色、黄色のカーテンを取り付けるのは避けてください。睡眠を妨げる原因となり、眠っても翌朝、疲れがしっかり取れない原因となってしまいます。
しかし、一般的に「赤」はやる気を引き出す色とされています。人が眠る場所以外であれば、問題ないとされていますよ。
3.リビングや子ども部屋に「ダークグレー」のカーテン
リビングや子ども部屋など、住人が過ごす時間の長い部屋にダークグレーのカーテンを取り付けるのは、避けるべきと言われています。
ライトグレーは清潔感があり、比較的明るい印象をもたらしてくれますが、ダークグレーは黒に近い暗い色なので、人が長時間過ごす部屋には不向きです。そこで過ごしている人の気分も下がり、判断力が低下する色とも言われています。
不仲の原因や落ち込みやすい性格になるなど家族仲や性格への影響も大きいと考えられるため、黒やダークグレーといった暗い色は避けるべきでしょう。
こんなカーテンもNG!今すぐ改善して
色ではありませんが、以下のような特徴のカーテンも避けるべきです。
- 寸法が合っていないカーテン
- 何年も使い続けている古いカーテン
- 破れるなど不良点があるカーテン
- 定期的に洗濯していないカーテン
このようなカーテンは、運気を下げてしまうだけでなく、悪い気が停滞したり、良い気を窓から入れ込むことができなくなってしまったりする原因となります。
気になる箇所のあるカーテンは処分し新調したり、定期的にカーテンを洗濯して清潔な状態を保つなど、カーテンのお手入れも怠らないようにしましょう。
家全体の運気をUP!風水的に良いカーテンの色は?
では、カーテンの色で家の中の運気を上げるためには、どのような色を選ぶべきなのでしょうか。それぞれ部屋によっても適したカーテン色は異なりますが、以下の色はどのお部屋に取り付けても運気を上げてくれるので、参考にしてみてください。
- 白やアイボリーカラー
- ベージュ
- ブラウン系のカラー
- 薄いラベンダーカラー
- パステルグリーン
- 淡いピンク
白やアイボリーカラーは、運気向上や精神安定をもたらしてくれる色とされています。また、ベージュやブラウン系の色は、家族運を安定させてくれます。
薄いラベンダーカラーには、悪い気を浄化してくれる力があり、パステルグリーンには健康運や仕事運を上げてくれる力があります。夫婦仲に不安を感じるときは、淡いピンクが取り入れられたカーテンをチョイスすることで、愛情運や夫婦仲を改善してくれるとされています。
自分に合ったカーテンの色を選んで気分も運気もUP!
いかがでしたか。風水においてカーテンの色は、部屋の雰囲気を変えるだけでなく、運気の流れも左右すると考えられています。カーテンを新調しようと考えている方は、ぜひこうした知識も参考にカーテン選びをしてみましょう。